不動産収入管理
 
このシステムは入金取引を毎月、物件(賃借人ごと等)ごとに「簿記システム」に収入として入力をする方に、入力が簡単に出来る便利な機能です。
不動産管理会社(JA不動産センター・不動産会社)などから、年度末に家賃収入一覧表などを受領し、一括合計入力する方には、不向きな機能です。
また貸物件の空室管理や収入支払状況、借入金管理などの機能までは保有しておりません。
 
 

トップメニューから「資産管理メニュー」⇒「不動産収入管理」を
クリックすることにより不動産収入管理画面が表示されます。

 
@必要事項の事前登録…「不動産収入管理(賃貸物件登録)」
 
A毎月の入金登録…「不動産収入管理(入金登録)」
 
B仕訳変換…「不動産収入仕訳変換」
 

【注意事項】

@
預金に入った賃貸料の削除(複式簿記の場合)
不動産収入管理システムで仕訳変換を実施すると、預金入金の場合(借)預金 ***(貸)賃貸料 ***という取引が発生します。信用のデータはこれらも取り込まれますので二重に計上することになってしまいます。
これらの取引は、削除してください。
A
賃貸料など以外の取引の登録
「らくらくWeb簿記システム」は、農業部門を基準に作られています。
取引を登録する場合、部門を修正することが必要です。
★青色申告で貸借対照表を作る場合、「不動産部門」だけの場合は
「不動産部門の貸借対照表」が必要です。この場合は、財産勘定も「不動産部門」にします。
★農業がある場合は、「農業部門の貸借対照表」が必要です。
この場合は、費用・収益科目のみ「不動産部門」にします。
B
賃貸料などのデータを修正する場合
簿記システムで「賃貸料」などの連動データを修正しても、
不動産システムのデータまで修正されません。金額を伴うデータを修正する場合は、
@簿記システムの取引データを削除 A不動産収入管理(入金登録)でデータを修正 
B仕訳変換・・・の手順で修正してください。
C
保証金・敷金(期末残高)はどこから算出されるか?
 

保証金・敷金を受け取ったときには、
@簿記システムで仕訳登録
A不動産収入管理(賃貸物件登録)で「保証金・敷金」に登録します。
(仕訳連動していませんので)。
これにより、決算書の「収入の内訳」に表示されます。