農業体験の事例集が完成

−JA静岡青壮年連盟・JA静岡女性組織協議会−

〜青年部員自らで企画・製本・配布〜

  JA静岡青壮年連盟・JA静岡女性組織協議会は、県内の幼稚園と小学校での農業体験学習をまとめた事例集を作成しました。15日には、県農業会館で同連盟の委員や県内JA青壮年部長など80人の手によって製本作業が行われました。

  事例集のタイトルは「しぃず(seeds)」。農業の芽が育つことと種を願って名づけました。  これは、同連盟部員が県内の幼稚園、小学校に働きかけ、同連・同協議会が協力している農業体験学習の体験談を募集したものです。学校からは「教科書だけでは得られない学習ができた。地域とふれあう貴重な体験となった」など活動を評価する声が寄せられました。

  中身は米・茶・サツマイモ・大豆・ダイコンという作物別になっており、22校の体験談とともに、栽培の方法や体験を提供する際のポイント、家庭でできる加工体験などが紹介されています。体験談には、各校の教師が学校の紹介や取り組みの経緯、児童らの感想やJAとの関わりを記しました。

  各JAの青壮年部員は昨年5月から、中身の構成などを検討。挿し絵は、同連委員の山城忠昭さんがキャラクター「サイちゃん」を考案し、書き入れました。

  この日は、同連盟委員らが150部の事例集に表紙をつけて閉じ、製本テープをつけて完成させました。

  「しぃず」は1,400部を作成。青壮年部員が、県内の全小学校や幼稚園に自らの手で配布します。白鳥安章同連委員長は「事例集の配布をきっかけに、さらに農業体験の輪が広まれば」と期待を語りました。