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根を上手に作りましょう

野菜のうちで最も多彩な品種を持つダイコン。
今回は、春採りのダイコンの栽培方法を紹介します。

根菜類・アブラナ科/原産地:地中海沿岸、中央アジア

ダイコンの上手な栽培のしかた

畑の準備

石灰をまいて深く耕し、石や木片など根の伸長の障害になるものは取り除きます。種まきの10日前には元肥をまき、30~35cmの深さによく耕します。

〈1㎡当たり(目安)完熟堆肥500~650g、油粕40g、化成肥料25g〉

種まき

1か所に4~5粒ずつ種をまき、1~1.5cmの厚さに覆土します

間引き

1回目は本葉1枚の頃に3本に、2回目は本葉3~4枚の頃に間引きを行ないます。株元に土を寄せ、倒れないようにします。本葉6~7枚の頃に1本にします。

追肥

2回目の間引き後に株のまわりにばらまき、軽く土と混ぜ合わせます。3回目の間引き後に畝の片側にばらまき、土寄せします。その半月後に反対側に同じように施します
〈1株当たり(目安)1回目・・・化成肥料6g、油粕5g、2回目・・・化成肥料12g、油粕20g、3回目・・・化成肥料25g〉

害虫防除

シンクイムシ・アブラムシが大敵ですので、早期に発見して遅れずに防除対策をしましょう

収穫

根がよく肥大し、上方に向かって勢いよく伸びていた葉が開きぎみになり、外葉が垂れるようになったら収穫適期です

営農ワンポイント情報

ダイコンを上手に作るには

ダイコンは吸肥力の強い野菜です。肥料が不足すると根の肥大が劣るので、堆肥を施用し、追肥も丹念に行なって肥料を切らせないようにすることが大切です。
堆肥を施すといっても下手に施すと根の障害を起こしやすいので、十分に完熟している状態にしておく必要があります。元肥に施しますが、不足しているような場合は、発酵による害を生じさせたり、全体にうない込んで根の先端に触れさせたりしないよう、完熟した堆肥を株と株の中間に当たる位置に少量ずつまとめて施すようにします。追肥は、間引き後に化学肥料や油粕を主体に施します。
また、ダイコンの根が土中に伸びる時、その先端がかたい土や石、あるいは肥料として与えた堆肥に妨げられているような場合に「また根」となります。この他にも、間引きが遅れて長く倒れていたり、風に振り回されたり、土壌中にいる害虫に加害されたときも起こりやすくなります。畑の準備を入念に行ないことが大切です。
ダイコンは古くからたくさんの品種があり、いろいろな時期に栽培できる作物です。それらを使い分けて栽培してみるのもよいでしょう。

※イラスト等、すべて「とぴあ」オリジナルとなっています。
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