苗作り
セル成型苗育苗の場合は、128穴のセルトレイに1か所4~5粒まき、5mmの厚さに覆土します。鉢育苗の場合は、3号ポリ鉢に4~5粒まきます。いずれも新聞紙で覆い、発芽したら遅れずに取り除きます。セルトレイの場合は周辺の苗が乾きやすいので灌水は欠かさないように行なってください。

畑の準備
全面に石灰をまいて、深く耕しておきます。元肥を入れて40㎝幅の畝を作ります。

植え付け
根鉢を崩さないように、丁寧に苗を抜き畑に植え付けます。植え付け後、株のまわりにたっぷりと灌水します。

追肥
1回目は植え付け20~25日後の盛んに育ち始めた頃。2回目は1回目の20日後に1回目と反対側の通路に肥料をばらまいて土寄せします。3回目は結球し始めた頃に通路にばらまいて軽く土寄せします。

中耕・土寄せ
追肥のときに硬くなった通路に鍬を入れて中耕します。その後で株元に土寄せし、風で倒れないようにします。

害虫防除
べたがけ資材を直接葉上に覆い、害虫を遮断します。また、早めの防除対策に心掛けてください。

収穫
手で押さえてみて、堅く締まってきたら収穫時期です。


キャベツを上手に作るには
キャベツは冷涼な気候を好みますが、品種改良によって栽培可能な温度範囲は5~25℃と幅広く、土質もあまり選ばず、連作障害にも強くて育てやすい作物です。
栽培のポイントとしては、栽培時期にあった品種選定をすることが大切です。どの作物でも苗半作といいますが、特にキャベツの夏まき栽培は苗作りが栽培の重要なポイントです。涼しい場所を選び、日差しが強い時期には遮光資材を利用して和らげる必要があります。また、こまめに灌水をしていきますが、何回も水をかけることで地表が固まって排水が悪くなり、立枯病が発生しやすくなるので注意してください。
また、キャベツは肥料を割合多く必要とする作物です。とくに結球がはじまる頃から吸収が盛んになるので、その前に吸収に応じられるだけの十分な肥料を与えておくことが大切です。元肥は、深さ10㎝、幅20㎝ぐらいの溝に多めに施し、堆肥の上に化成肥料をばらまいて土を返します。元肥の肥料分でしばらくは肥料切れを起こすことはありませんが、生育が盛んになるつれ、また雨などで肥料分が流されたりすることもあるので追肥はタイミングを見て入念に行ないます。
最後に、キャベツはコナガやヨトウムシなどの害虫被害が多いので、早期発見に努めましょう。
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