苗作り
ニガウリの種皮は硬いのでペンチなどで種子の一部を傷つけ、一昼夜ぬるま湯に浸して十分吸水させた種子を3号のポリ鉢に3粒ずつまき、1.5cmくらい覆土します。
発芽には28~30℃の温度が必要です。発芽後も夜温18℃以上になるように保温します。



本葉1枚のころに間引いて1本立てにし、
本葉3~4枚の苗に仕上げます。
畑の準備
深く耕して畝幅180cm、高さ20cm程度の畝を耕し、肥料をすき込みます。(目安として1平米あたり、堆肥1kg、油粕100~120g)
植え付け
ツルの伸びが旺盛なので株間を十分にとって植えます。

支柱立て・誘引
2mほどの支柱を立てます。ツルはよく絡みつくので、込み合わないように適宜に方向を決めて縛ります。追肥ha,
ツルが伸びだしたら2か月に1回、株元に油粕50g(目安)を施します。

受粉
また、受粉がうまく行われない場合は、雄花を切り取り、よさそうな雌花を選んでめしべに直接花粉をつけます。

収穫
緑色種は果実が緑色に着色し、白色種は表面のこぶが十分に膨らんできたら収穫します。採り遅れると黄色~橙色変色し、完熟すると果皮が破れて赤熟した種子が露出します。この種子も食べられます。


果梗は細いのですが堅いので、ハサミで切ります。

苗作りのポイント
①まき床
種は育苗箱とポリポットにまく方法があります。用土は畑土に堆肥を混ぜて熟成させたものを使ったほうがよいのですが、無い場合には促成用土を使います。種は間隔をあけてまくと間引きの手間が省け、苗の揃いも良くなります。
②間引き
丁寧に種をまいても、発芽の不揃いなどがあるので間引きをします。込みすぎ、発芽遅れ、軟弱に伸びた株は早めに抜き取り除き、子葉が大きく、茎や葉ががっちりと揃った苗に揃えます。
ポリポットにじかまきした場合も、1株に間引きますが早めに行なうことが大切です。
③植え替え
植え替えは移植床、またはポットにします。植え替え前日には十分水遣りをして根鉢が崩れるのを防ぎます(※作業直前の水遣りは絶対に避けましょう)。根を傷めないように竹べらなどで掘り上げて植えつけますが、深植えは禁物です。植え付け後は、萎れる時は一時的に日よけをして回復させます。萎れなくなったら十分に日光に当てましょう。
ポットにじかまきする場合は、1株立ちにした後に一回り大きいポットに鉢替えをします。遅れると根が回りすぎてしまうので早めにすませましょう。また、補充する土はできるだけ似た土質のものにします。
苗床での肥料
まき床には元肥を施さないほうが発芽や発育当初のトラブルが少なくてすみます。ただし、発芽当初は種の持つ養分で生長しますが、その後は肥料を施さないと生長が鈍ってしまいます。肥料は500~600倍の液肥を利用するのが簡単で、子葉が開いたころから7~10日おきに水遣り代わりに与えます。その他には、緩効性の化成肥料を20日に1回を目安に、ポット一つ当たり大粒のものなら3~4粒を置いてもよいです。
化学肥料の使い方
化学肥料は速効性の成分を含み、土壌施用後はただちに作物の根を通じて吸収されます。
そのため、チッソやカリ成分は作物の生育時期ごとに養分吸収量に見合う量をその都度施用します。リン酸は土壌固定量の多いことや作物の生育初期に必要とすることから全量を基肥として施用します。
また、化学肥料、特にチッソは土壌施用後必ず覆土して土壌に吸収させ、土壌流失やガス揮散を避ける施肥法が環境保全の観点から重要です。
①土壌施肥後作物に速やかに吸収されるので作物の生育を適宜にコントロールすることができます。
②全作物に対する基肥または追肥用として効果が極めて大きいです。
③チッソ、リン酸、カリの3成分に各種形態があるので、土壌・作物の特性に応じて肥料の選択ができます。
注:過剰に施用すると肥料成分による障害(濃度障害)や土壌のカルシウムイオン・カリウムイオン・マグネシウムイオンなど塩基成分の蓄積による障害(塩類障害)を起こすので注意が必要です。
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