苗作り
苗床に化成肥料・油粕を施します。溝の底面を丁寧にならし、全面に1cm間隔くらいになるように種をばら撒き、1cmくらい軽く土を覆います。
列の長さ1m当たり〈目安〉・・・・・・油粕50g 化成肥料30g


[葉ネギ]
1.畑の準備
肥料を全体にばらまき、15~20cmの深さに耕します。植え溝は10cmぐらいと浅めにします。
1㎡当たり〈目安〉・・・・・・油粕50g 化成肥料30g

2.植付け
溝の片側につけるようにして、1か所に5本まとめて植え、株元へ3cmくらい土をかけます。

3.追肥・土寄せ
植え付け後15日頃に植え溝10cmのところに浅く溝を掘り肥料を施します。その後20日に1回ずつ畝間に肥料をばらまき、土と混ぜたら軽く株元に寄せます。
列の長さ1m当たり〈目安〉・・・・・・化成肥料30g


[根深ネギ]
1.植付け
元肥は施さずに植え溝を掘ります。溝の片側につけるようにして、1か所に2~3本まとめて植え、株元へ5cmくらい土をかけます。

2.追肥・土寄せ
生長が旺盛になってきたら1か月ごとに3回、列の片側交互に肥料をばらまき土寄せします。最終的に土寄せは20cmくらいになります。
列の長さ1m当たり〈目安〉・・・・・・油粕100g 化成肥料50g

3.収穫

有機質肥料の使い方
有機質肥料、特に油粕等は土壌中の分解過程でガスを発生して作物の生育に障害を与える場合があります。そのため、肥料施肥後土壌とよく混ぜ合わせた上、10日ほど放置して苗を定植(播種)するのが安全です。なお、チッソ成分を含む有機質肥料を施肥前に水分を与えてあらかじめ分解しておけば(通常ぼかし肥料)施肥後の放置期間はほとんど必要なくなります。
①肥料はすべて植物質または動物質のため安全・安心な農産物づくりに適しています。
②土壌施肥後の分解が緩やかなため、作物の生育に対応して円滑に養分を供給できます。
③有機質肥料の分解速度は、魚粕>油粕=大豆粕等の傾向にあるので、2~3種類の原料を使うことが高品質農産物を生産するコツです。
④主に植物性有機質肥料は各種微量要素の供給源となり、土壌微生物の餌としての効果もあります。
注:作物の養分要求量を上回って多量に施用した場合、作物に障害を起こします。施肥基準に従い適量を施用することが大変重要です。
化学肥料の使い方
化学肥料は速効性の成分を含み、土壌施用後はただちに作物の根を通じて吸収されます。
そのため、チッソやカリ成分は作物の生育時期ごとに養分吸収量に見合う量をその都度施用します。
リン酸は土壌固定量の多いことや作物の生育初期に必要とすることから全量を基肥として施用します。
また、化学肥料、特にチッソは土壌施用後必ず覆土して土壌に吸収させ、土壌流失やガス揮散を避ける施肥法が環境保全の観点から重要です。
①土壌施肥後作物に速やかに吸収されるので作物の生育を適宜にコントロールすることができます。
②全作物に対する基肥または追肥用として効果が極めて大きいです。
③チッソ、リン酸、カリの3成分に各種形態があるので、土壌・作物の特性に応じて肥料の選択ができます。
注:過剰に施用すると肥料成分による障害(濃度障害)や土壌のカルシウムイオン・カリウムイオン・マグネシウムイオンなど塩基成分の蓄積による障害(塩類障害)を起こすので注意が必要です。
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