施肥
生育ステージに応じて、3回の施用時期があります。
①3月上旬に実肥を施肥します。栄養のバランスが結実を左右し、施しすぎても不足しても生理落果を助長させるので注意が必要です。
②7月下旬に礼肥を施肥します。翌年にむけての貯蔵養分に大きくかかわる肥料です。また、肥効があらわれてから樹勢を回復するまでに時間がかかりますので、早めの施肥がポイントです。
③9月下旬に花肥を施肥します。樹勢回復の程度を見極めて施肥量を加減します。
10a当たり〈目安〉
3月上旬 果樹園50 3袋(60㎏)
7月下旬 化成8号 3袋(60㎏)
9月下旬 果樹園50 4袋(80㎏)

防除
開花から収穫までが非常に短い作物で、この期間の防除対策によって良い実が収穫できるかがほぼ決まります。
4月は特に黒星病の感染しやすい時期ですので、防除目安を参考にして適期防除を行ないましょう。


注意事項〉農薬の使用については、農薬安全使用基準を厳守してください。
(※)適正使用基準は(使用時期 ― 使用回数)を表します。例えば、7-3は収穫7日前までに3回使用できます。
収穫
豊満な形になり、毛じが目立たなく光沢を帯び始めた頃で、小梅・大梅ともに種子が濃褐色になる頃が収穫の目安となります。小梅は、成熟すると果実が黄色くなったり、軟化したりするので適期に収穫しましょう。


整枝・剪(せん)定
夏剪定・・・・・・
枝を充実させることがねらいです。活動期に枝を整理するため樹勢を弱め、春の新梢伸長まで抑制する働きがあるので、樹勢の強い過繁茂樹を対象に行ないます。
冬剪定・・・・・・
切り返し剪定を行なうことで翌春の新梢伸長を旺盛にします。樹勢を回復させる働きがあり、弱勢樹や衰弱樹を若返らせるほか、疲れた結果枝を整理して新鮮で充実した結果枝を作ります。また、枝を整理すると地下部の根が刺激され発根が促進されるので、休眠期の12月までに剪定を行ないましょう。

梅漬けに挑戦してみましょう

材 料
宮口小梅 4㎏
塩(梅の15~20%) 600 ~ 800g
赤じそ 600g
しその揉み塩 120g
〈作り方〉
①梅の実はそのまま一晩水につけてアクを抜きます。実が熟している場合は1~2時間程度でよい。
②ザルに上げて水気をよく切り、梅に塩を馴染ませながら瓶に漬け込みます。(ここがポイントです)
③落とし蓋をして、梅の1/4位の重石をのせ、涼しい場所で保管します(落とし蓋、重石はきれいに洗い、日光でよく乾燥させます)。
漬けてから3日たっても漬け汁が上まで上がらない場合は、重石を少し重くします。
瓶の底に塩が溜まっていないか確認し、溜まっていれば瓶を揺すって塩を溶かします。
④赤じその収穫を迎えたら茎ごと葉を洗い、陰干しして水気を取り除き、葉をちぎってボウルに入れます。
葉に軽く塩をふり、手でよく揉み、赤黒い汁(アク汁)が出たらしそを絞ってアク汁を捨てます。
さらに白梅酢(③で出た汁)を少し加えて、もう一度揉み色を出します(カビが生えないように赤じその葉に水気が残らないようにします。赤じそがしんなりしてから揉むとアク汁が出やすくなります)。
⑤揉んだ赤じそを梅の間に漬け込み、蓋をして土用まで涼しい場所に置きます
(梅の実が梅酢に浸るようにするとカビが生えにくいです)。
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