土性を診る
水で湿った土を指先でとり、こすって土質を調べます。
ザラザラした感じなら砂質、ヌルヌルした感触なら粘土質の土です。


〈砂質土壌の場合)
水はけが良すぎて、保水性・保肥性が悪いという欠点があります。夏場は乾燥しやすく、
作物の生育にはよくありません。堆肥を通常よりも多く投入するのが効果的です。粘質土壌と堆肥を混ぜたものや
腐葉土などの投入も良いでしょう。
〈粘質土壌の場合〉
保水性・保肥性は良いですが、水はけが悪いという点があります。乾くと地表面が固くなったり、ひび割れしたりして、耕すことが難しくなることがあります。ふかふかの状態に改善するために腐葉土などの繊維質の多い堆肥を投入します。投入後は、よく耕します。
土壌にはいくつかの層があり、いちばん上層の鍬やスコップで耕した柔らかい部分を作土。その下の層で根が伸びることのできる限界までの層を有効土層といいます。植物が元気よく育つためには深く根を張る必要があります。土の層が浅ければ40cmくらいになるように深耕します。深耕のほかにも畝を高くすることで対処できます。
また、土中に石などの異物が多いと根の生長を阻害する恐れや、通常よりも土の量が少ないために適量の肥料を与えても肥料過多になってしまい根を傷める原因となるので、ふるいにかけるなどの対策をします。
土のpHを調べる
土壌酸度はpHで表され、中性はpH7.0で、それよりも低いときは酸性、高いときはアルカリ性です。
温暖で雨の多い日本では、石灰などが流れて土が酸化しやすい傾向にあります。
野菜の多くは土壌の酸度に敏感に反応するので、石灰を投入して作物に合ったpHに調整することが重要です。
土壌酸度計を使って簡単に調べることができます。


作物の生長に必要な養分
野菜が生育するために必要な要素には、チッソ、リン酸、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどがあります。
この中でもチッソ、リン酸、カリウムは最も野菜の生育に必要で土の中では不足しがちな要素です。
栽培する作物に必要かつ多すぎないように、バランスよく与える必要があります。


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