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 リウマチ科 リウマチ教室 生物学的製剤とは 生物学的製剤使用について

 生物学的製剤とは
生物学的製剤とは、生物から産生される物質を利用した薬剤です。関節リウマチでは、腫れた関節の中にTNF-α、IL-6と呼ばれる炎症性サイトカイン(細胞同士が情報をやりとりするための微小物質をサイトカインと言います)が正常に比べて2桁以上多い量で存在することがわかっています。従来のお薬は、これら炎症性サイトカインを間接的に抑えていたのですが、生物学的製剤では、これらの炎症性サイトカインをモノクローナル抗体の技術を使用して直接的に抑えます。

 生物学的製剤にはレミケード、エンブレル、ヒューメラなどの種類があります。
レミケードの効能:レミケードはTNF-αと直接反応してこれを抑える抗TNF-α抗体療法薬です。効果はかなり高く約8割の方の検査値が改善します(従来もっとも良く効くと言われるMTXでも5割台)。

 しかし安全に使うには、同時に感染症や合併症の有無について、十分な注意が必要です。また使用開始にあたっては、関節が悪くなる兆候があるか無いかを専門的に充分に見極める必要があります。そして効果、利点と注意点を理解していただきます。点滴で行いますが、あまり急いで行うとアレルギー反応が起こりますので2時間かけて行っています。最初に点滴して2週、6週めに点滴します。その後は8週間隔で点滴します。1回で良くなったからと言ってすぐに飲み薬を減らすわけにはいきませんが、効果の具合をじっくりみて薬剤の量を加減していきます。

 当院では、これらの生物学的製剤について十分な理解をしていただくために説明会を適宜行っています。詳しくはリウマチセンター看護師にお聞きください。




C T 前  期 単純レントゲン

徐々に関節の隙間が狭くなる

C T 進行期 単純レントゲン

関節周囲の骨が壊れてくる