4. クラミジア感染が判明したら治療!完治したかの確認も忘れずに! |
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クラミジアと診断されたら抗生物質を内服して治療していきましょう!
当院では治療薬として、日本産科婦人科学会ガイドラインに記載があるものを使用しております。
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内服薬
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@ジスロマック錠250mg4錠内服1日1回のみ
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AジスロマックSR成人用ドライシロップ2g内服1日1回のみ
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Bクラリス錠200mg2錠分2(クラリス錠200mgを1錠ずつ朝夕の2回内服)を7日間継続
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Cクラビット錠500mgを1日1回、7日間継続
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Dグレースビット錠50mg4錠分2(グレースビット錠を2錠ずつ朝夕の2回内服)、7日間継続
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注 射
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Eミノマイシン点滴静注用100mg、1回100mgを1日2回投与、5日間継続
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Fジスロマック点滴静注用500mgを1回500mg点滴投与、2日間継続。その後、ジスロマック錠250mgを1日1回を5-6日間継続
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※治療法の注意点
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@、Aのジスロマックは一度内服した薬の効果が約10日間続きます。B-Dと比べると飲み忘れが無く、治癒率が高いのでおすすめですが、下痢になることがあるという欠点もあります。
どの治療法も治癒率は90%前後となり100%ではないため、効果判定の検査が必要です。治療した後に3週間以上の期間をあけて、クラミジア抗原検査をもう一度行いましょう。
また、治療途中で飲酒をすると治癒率は下がると言われていますので、抗生剤内服中は(ジスロマックなら内服して10日間は)飲酒を控えましょう。
治療中にクラミジア感染がある人と性交渉すると再感染する可能性があります。そのため、クラミジア感染がわかったら、パートナーも一緒に検査、治療をするようにしてください。
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