裾野市にあるJAなんすん北部地区事業所は、今年度、市や東部農林事務所と連携し、耕作放棄地の解消と「あしたか山麓裾野そば(仮称)」の特産化を目指し、ソバの栽培に取り組んでいます。12月2日には11月に収穫したソバの味を確かめる食味会を、和風レストランみよし(裾野市御宿)で開催しました。
このソバの栽培は、静岡県のJAが地域との絆を深めるために取り組んでいる1支店1協同活動の一環で、耕作放棄地を有効に活用し、ソバを新たな特産品「あしたか山麓裾野そば」として売り出そうと今年度から始めました。試食会では、11月18日に収穫したソバの実を粉にして女性部の協力で手打ちされたソバが出され、裾野市の大橋俊二市長やJA鈴木道也組合長ら約20人が味を確かめました。
そば打ちを女性部に指導した勝又梓さんは、「石臼挽きのそば粉の風味と色合いを生かすため、割合は2対8、喉ごしを良くするために細切りの生そばに仕上げた。初穫りの裾野産ソバは、上品な香りと少し緑がかった色合いに特徴がある」と講評を寄せました。会場にはそば粉も用意され、参加者は手にとって香りや味を確かめたりしていました。
鈴木組合長は「耕作放棄地の解消・農家所得の向上を目指し、地域のみなさまに安全・安心なものを食べてもらいたいという主旨で取り組んだ。全国的にも誇れる地位を確立していきたい」と話しました。
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