JAみっかびの概要
あいさつ
平成22年度における日本経済は、金融危機の影響は残るものの企業収益は改善の兆しとなり、海外経済の改善や緊急経済対策をはじめとする政策の効果などを背景に、景気の持ち直し傾向が見られました。
このように日本経済が緩やかな回復を見せる中、突如菅首相は「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉等への参加を検討し、アジア太平洋自由貿易圏の構築を目指す。」と打ち出しました。11月開催のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)までに経済連携の基本方針を決定するとし、11月9日に「包括的経済連携に関する基本方針」が閣議決定されました。現段階ではまだ意思表明の前の状態ですが、締結すれば10年以内に全ての関税を撤廃することになり、物品の関税撤廃以外にも、金融や保険の規制緩和、医師・看護師・介護福祉士などの労働市場の開放も交渉の内容になる可能性があります。農業では、現在の食料自給率40%(カロリーベース)が14%にまで下がり、国内農産物の生産額は4兆円以上減少すると試算されています。平成10年3月に決定し、実践期間に入っている「食料・農業・農村基本計画」からの流れにTPPは逆行してしまうことを訴え続けなければなりません。
そのTPP参加阻止に向けた反対運動の取り組みのさなかに起きたのが「東日本大震災」です。このマグニチュード9.0の巨大地震は、地震に加え巨大津波を引き起こし、甚大な被害をもたらしました。更に福島原発事故を誘発し、日本の根幹を揺るがすまさに未曾有の災害となりました。被害にあわれた方々には、謹んでお悔やみ、お見舞い申し上げます。
第十一次3か年計画につきましては、固定資産の取得の計画が多く立てられましたが、肥料農薬配送センター及び農機具センター、特産センターの建設も計画通り行われ、全て完成しました。しかし、事業面ではまだまだ達成できていないものも多いため、第十二次3か年計画に継続していきます。
三ヶ日町農協合併から半世紀が過ぎ、大きな節目となります。苦難の設立から高度成長期、バブル及びその崩壊などさまざまな変遷に組合員一丸となって対応してまいりました。今、時代の流れは加速的に形態を変えています。今後は早い時代の変化に対応していかなければなりません。伝統は引き継ぎつつ、新たな創造に着手していくためには組合員皆さんの存在無くして実現できません。今後ともJA事業に更なるご理解とご協力をお願い申し上げます。
JAみっかび中期3か年計画
1.めざす姿
10年先の目標(平成33年度)
【JAみっかび】
農業を主軸とした地域協同組合 ~農業と人と地域をつなぎ 未来へつなぐ JAみっかび~
【静岡県JAグループ】
・わたしたち静岡県のJAグループは、農の豊かさを次世代に伝えます。
・暮らしの豊かさを組合員・地域住民に提供します。
・心の豊かさを地域とともに育みます。
2.基本方針
今回の3か年計画(平成23年度~平成25年度)は~協同の力、未来へ躍進~で、JAみっかびの「10年後の将来像」である「農業を主軸とした地域協同組合」の実現をめざして取り組む、最初の3か年です。
「協同の力」は各戦略を実現する共通の意識を、「未来への躍進」は10年先の未来に向かって新たな第一歩を踏み出す力強い決意を表しています。
協同組合の原点に立ち戻り、協同組合の実践によって、組合員、地域住民、役職員のきずなを深め、3年後、JAに集う人々に喜びや感謝の笑顔が溢れていることをめざします。
3.基本目標と基本戦略
Ⅰ.「農業経営支援」による経営力の向上を図ります。
・所得向上のための農業経営の体質強化
・農業基盤を強化する営農機能の発揮
Ⅱ.「食と農」を基軸とした仲間づくりを進めます。
・農業とJAのファンを育てる食農教育の推進
・食料、農業、農村への国民的合意形成
Ⅲ.組合員主体のJAらしい事業活動を展開します。
・組合員の主体的な活動の支援強化
・暮らしの要望に基づくJAらしい事業の展開
Ⅳ.JAの組織基盤を強化します。
・組合員の加入促進
・組合員組織の活性化
Ⅴ.経営戦略に基づくJA経営を確立します。
・トップマネジメント機能強化
・「戦略的経営」を担う人づくり、職場づくり
・信頼経営の確立