米粉のケーキ(直径18㎝)
【材料】
- 米粉(グルテンなし)…150g
- グラニュー糖…150g
- 卵…5個
- 無塩バター…60g
- ベイキングパウダー…5g
- 粉砂糖・ラム酒…適宜
- トッピング用のいちごやお好みのフルーツ
【シロップ】
- グラニュー糖…20g
- 湯…大さじ4
【クリーム】
- 生クリーム…300ml
- グラニュー糖…30g
【下準備】
- 卵は常温にする
- バターは湯せんで溶かす。(湯せん用の湯を用意する)
- オーブンを170度であたためておく。
【作り方】
- スポンジ生地を作る。
ボールに卵を割り入れてほぐし、 グラニュー糖を加えて、70度の湯せんにかけて泡立てる。
(スポンジ生地をふんわり膨らませる為には、ここで卵を十分泡立てておく) - 卵が人肌程度(30~40℃)に温まったら湯せんからはずして、
しっかり泡立てる。
あら熱がとれ、もったりとしてきたら泡立て器を使って 「8」の字を描けるくらい。 - ふるった米粉の粉が1ヵ所に固まらないよう広げるようにして入れる。
(せっかくの泡を消さないように生地に粘りが出来ないようにさっくりと練らないように混ぜる。) - 泡をつぶさないようにボールを回しながらさっくりと混ぜる。
(バターは生地と混ざりにくく、加えると泡を消してしまいやすいので、 少量の生地をなじませてから手早く混ぜると良い。) - 別のボールに④の生地をひとすくい取り分け溶かし、 バターと加えてよく混ぜる。
- ④と⑤を加え全体を混ぜる。 生地につやがでてきたら生地をすくい上げ粉が底に残っていないことを確かめる。
- 型に生地を流し入れ表面をサッとならす。
- 170℃のオーブンで35分焼く。
- 生地がふくらみ表面がこんがりときつね色になったら 上面を軽く押してみる。指のあとがそのまま残るようなら、 あと5分程度様子を見ながら焼く。 指のあとがつきにくくなったら、焼き上がり。 型とケーキの間に隙間ができたら、これも焼き上がりのサイン。
- 温かいうちに型から取り出し、底面だった方を上にして、 ケーキクーラーにのせ紙をつけたまま冷やしておく。 型から取りだせない場合は型とスポンジの間にナイフを入れてひと周りさせる。
- シロップを作る。グラニュー糖を湯で溶かしラム酒を入れる場合は 湯が冷めてから加える。
- いちごは洗って、ヘタを取り、その他のフルーツは厚さを切りそろえる。
- スポンジが冷めたら、オーブン用シートをはがし横半分に切る。
- 切り口にシロップを塗る。
- 生クリームでクリームを作る。
ボールに生クリーム、グラニュー糖をそれぞれの分量の1/3の量を入れて、 ボールの底を氷水にあてながら泡立てる(8分立て)角が立つ位 - 下段のスポンジに泡立てたクリームを半分塗る。 スポンジの中心を避けて、フルーツを並べる。
- フルーツの上に残りのクリームを塗る。上段のスポンジの切り口を下にして 重ね、シロップを全体に塗る。
- 残りの生クリームとグラニュー糖をボールに入れ底を氷水に当てながら泡立て、 少し柔らかめに泡立てる。
- いったん薄く下塗りをする。1度塗で終わりにせず、薄塗をしておくときれいに仕上がる。 柔らかめのクリームの1/3の量を全体に広げ、横面、上面を下塗りする。
- 上面の中心の部分に少しクリームを重ね塗りする。 残りの生クリームを角が立つ位、しっかり泡立て直す。 絞り袋に入れ、上面絞り出して飾る。 いちごをのせて、粉砂糖をふって完成。
【スポンジケーキの泡立て】
- スポンジケーキは卵を泡立てることで、出来た気泡が加熱されて
膨らむお菓子なので、泡立てが足りなかったり、生地を混ぜるときに
練って泡を消してしまうと膨らみません。
しっかり泡立て、気泡をキープすることが大切です。 - 生地の混ぜ方が足りないと粉っぽさが残ったり、ぼそぼその生地になってしまうので、 粉を加えたら、ゴムヘラを使ってまんべんなく混ぜ、 最後にボールの底に粉が残っていないか、確認するようにします。