10箱分の材料です
箱寿司
5月~6月に蚕を飼い始める前や、田植えの終わった早苗振り(さなぶり)に体を休め、 箱寿司・丼寿司や煮しめ等を作り体力をつけた。
【材料】
- 米…1升
- 酢…180cc
- 塩…小さじ4杯
- 砂糖…1カップ
- まぐろフレーク…中缶1缶
(砂糖大さじ1杯) - 卵…2個
(砂糖大さじ2杯、塩少々) - その他のネタ…マグロ(赤身)・タコ・赤デンブ・油揚げ・みょうがなど
- 人参…中1本
(砂糖大さじ1杯、醤油小さじ1杯) - 干し椎茸…6枚
(砂糖大さじ1杯、醤油小さじ1杯)
【作り方】
- 人参は、長さ3~4㎝の千切りにし、砂糖・醤油で味付けする。
- 干し椎茸は、水でもどし、長さ3~4㎝の千切りにし、砂糖・醤油・カップ1/2の水で煮しめる。
- まぐろフレークは、缶よりだし砂糖を加え、汁がなくなるまで煮る。
- 卵に、砂糖・塩を加えてうす焼き卵を作り、長さ3~4㎝の千切りにする。
- すし箱に、すし飯を八分位平らに盛りつけ、上に1.~4.までの具(ネタ)を彩りよく並べて、蓋をして軽く押す。
- 夏は、みょうがの葉、冬は笹の葉、菜の花・もみじ等、季節の葉で飾る。
- マグロ(赤身)は、必ず盛り付ける。
- 葉っぱ類は、ラップの代わりにもなる。
生姜の佃煮
- 新生姜…1kg
- 砂糖…400g
- 醤油…160cc
- 酒…100cc
- みりん…30cc
- 昆布…10g(乾物)
- だしの素…大さじ1/2杯
- かつお節…10g
- 白ごま…少々
- 新生姜は薄切りにして塩をまぶし、少し置いてから水で汚れと「アク」を洗い流す。
- 1.を熱湯で5分程、茹でこぼし、水気を充分切る。(食べて生姜の辛味が残る程度)
- 昆布を細切りにする。(昆布は水にぬらすと切りやすい。小量煮る場合は、 早煮昆布が良い。)
- 鍋に2.を入れ、醤油・酒・昆布・砂糖・だしの素を入れ煮る。
- 最初は強火・煮汁が減ってきたら中火にする。
- 中火にする時、みりんとかつお節を入れ、最後は弱火にしてごまを混ぜ火を止める。
- 古根を使う場合は皮をむき、茹でこぼす回数を2~3回にする。 (茹でたものを冷凍にしておくと柔らかくなる。1年中保存できる、自然解凍して食べるか、 酒を入れて煮なおすと良い。)
- 秋の彼岸が過ぎたら生姜を収穫し赤梅酢に漬けたり、佃煮を作り保存食とした。
- 生姜のゆで汁はとって置き、風邪をひいた時に蜂蜜を加えて飲んだり、 しもやけの民間薬として、煮たてた汁の中で患部をあてたりするのに利用される。