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富士山の清流で育むごてんばこしひかりの里


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ホウレンソウ

JA御殿場家庭菜園

園芸研究家
成松次郎

酸性土を矯正し、排水を良くするホウレンソウ

ビタミンやミネラルを豊富に含む緑黄色野菜で、特に日本人に不足しがちなビタミンB群や、 造血作用に関係する葉酸、そして鉄分とカリウムが多いのが特徴です。
生育の適温は、15~20度で冷涼な気候を好み、耐寒性は強いが暑さには弱く、 25度以上になると生育が衰えます。 関東以西の地域では、夏取り以外は栽培できますが、 冬取りの栄養価が高く、 甘味も増し最もおいしい季節です。

【品種】
秋取りは生育の良い「アトラス」(サカタのタネ) 「オーライ」(タキイ種苗) 「ハンター」(カネコ種苗)など、 冬取りは寒さに強い「ソロモン」(サカタのタネ)、 「トライ」(タキイ種苗)などが良いでしょう。

【畑の準備】
ホウレンソウは酸性土を嫌う為、事前に1平方メートル当たり 苦土石灰150gを畑全体に散布して、よく耕しておきます。 次に、幅1メートルの広幅の栽培床を作り、 1平方メートル当たり化成肥料(N-P-K=10-10-10)150gと堆肥2kgを 土と良く混和しておきます。

【種まき】
適期は9~10月。栽培床は平らにならし、条間20㎝、深さ1~2㎝ 程度のまき溝を切り、まき溝を板切れを立てて平らな溝に仕上げ、 1㎝間隔に種をまきます(図1)。 1㎝程覆土し、たっぷり灌水します。 そして、風雨や害虫から幼苗を守るため不織布をべた掛けします。(図2)


【管理】
1回目は発芽そろい時に込み合っている所の株を抜き取り、 その後、2~3回に分けて最終的に株間を4~5㎝にします。(図3) 栽培期間が長い10~11月まきでは、 草丈10~15㎝の頃、1平方メートル当たり30gを追肥し、 株元に軽く土寄せします。(図4)


【病害虫の防除】
ヨトウムシは見つけ次第、捕殺し、アブラムシには気門閉鎖剤 (商品名:粘着くん液剤)などで防除できますが、 不織布をべた掛けして飛来を予防すると良いでしょう。

【収穫】
草丈が25㎝くらいの収穫の目安にしますが、30㎝程度になっても ホウレンソウ本来のおいしさは変わりません。 株元の根を鎌やはさみで切り取ります。 直売所などに出荷する場合は、枯れ葉を除いて300gに束ねます。

※関東南部以西の平たん地を基準に記事を作成しています。