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スイートコーン

JA御殿場家庭菜園

取れたてが甘くておいしいスイートコーン

(園芸研究家 成松次郎)

スイートコーンは温暖で強い日光を好む強健な野菜です。 雄花が雌花より先に咲き授粉のタイミングがずれやすいため、 集団で育てることが実入りを充実させるポイントです。

【品種】 「みわくのコーンゴールドラッシュ」(サカタのタネ)、 「おひさまコーン」(タキイ種苗)やバイカラーと 呼ばれ黄色と白色が混じっている「ゆめのコーン」 (サカタのタネ)などがあります。

【栽培時期】 遅霜の心配のない4月下旬~5月中旬が種まき期で、 寒冷地では5月中旬~6月中旬です。

【土作り】 畑1平方メートル当たり苦土石灰100gをあらかじめ散布しておきます。 次に、畝幅80~90㎝を取り、深さ20㎝程度の溝を切ります。 この溝1m当たり化成肥料(N-P-K=10-10-10%)150gと堆肥1kgを施し、 土とよく混ぜておきます。 2条まきでは、幅90~100㎝のベッドを作り、1平方メートル当たり化成肥料200gと 堆肥2kgとを全面に施し、 土とよく混ぜておきます。 そして、ベッドを平らにならした後、早まきではポリマルチをします。 (図 土作り)

【種まき】 株間30㎝程度1ヵ所3~4粒の点まきします。 ハトに食べられないように、寒冷紗や不織布のべた掛けをしましょう。 なお、1~2株の栽培や1列だけでは、花粉が不足しやすいので10株以上、 または2列以上の集団で栽培してください。

【管理】 草丈10~15㎝で間引く苗を切り取り、1本立てにします。 追肥は草丈50~60㎝の頃、畝1mあたり、化成肥料50gを列の片側に与え、 (ベッドでは1平方メートル当たり100gをベッドの両側)、 株元へ土寄せします。(図追肥・土寄せ)。 そして、上の雌穂を残し、下に付く穂を全ての除き、1本1穂にすれば 大きい穂になります。 なお、脇芽は特に取り除く必要はありません(図雌穂のかき取り)

【病害虫防除】 雄花がつき始めたころアワノメイガが葉裏に産卵し おおきなった幼虫は雄穂や雌穂(子実)に食入します。 茎や子実に入り込んだ幼虫を防除するのは困難なので、 雄穂が伸びだす頃に殺虫剤を散布します。

【収穫】 絹糸が出てから3週間ほどたち、絹糸が褐変して先端の子実が 乳白色に着色した頃です。 早朝に収穫し、収穫後は急速に甘味が減少するため、 早めに冷蔵庫に入れましょう。 すぐに茹で上げて食べるのが一番です。