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小松菜

JA御殿場家庭菜園

暑さ寒さに強く連作もできる小松菜

在来のカブから分化した漬け菜の一つ。
現在の東京都江戸川区の小松川周辺で盛んに作られて いたのでその名があります

カルシウムを多く含み、(野菜の中でも最多、ほうれん草の3倍強)、鉄分、 ビタミンB、Cなどの栄養素も豊富です。

あくがほとんどないので、ゆでこぼししないでおひたし、 汁の具、ごまあえ、生揚げや肉、魚との合わせ炒め、そして漬物にと 幅広く使えます。

耐暑、耐寒性共にあり、連作障害も出にくく育てやすいので、 自家菜園にはうってつけ。周年的に栽培してもよい野菜といえましょう。

一番のまきどきは8月下旬~9月中旬ですが、 後述のように6月中旬からでも種まきできます。

葉形や彩りの異なる多くの品種、系統がありますが、 近年人気が高いのは丸葉で葉に厚みのある葉色の緑の濃い品種 (多くはチンゲンサイの性質を取り入れた改良種)です。

育て方は、野菜の中ではやさしい部類ですが、寒さ、 暑さの厳しい時期の良品取りには元肥に良質の完熟堆肥や油かす、 化成肥料などを畑全体にばらまき、20㎝ぐらいの深さによく耕し込んでおくことです。 生育の様子を見て、後半葉色が淡く、育ちが遅いようなら、 15~20日置きぐらいに化成肥料と油かすをと列間にばらまき、 くわで軽く土に耕し込んでおきましょう。


秋はいろいろな害虫にやられやすいので、早めに薬剤散布をしたり、 べた掛け資材を被覆して飛来を回避します。

収穫は通常葉長が22~25㎝ぐらいになったら株元から抜き取り、 または刈り取りします。

小規模の家庭菜園では葉をかき取り収穫するのも良いです。

私の場合、やや離れた畑ではなく庭先の小菜園の5m畝1列に、 6月中旬に種まきし、葉をかき取り収穫し、7月下旬から3月下旬まで 8ヶ月の長い間収穫しています。
小松菜はとう立ちするまで節間はほとんど伸びず、株元付近の葉が次々とでてくるので、 草姿はいつも低いままなのです。
3月下旬を過ぎるととう立ちしてくるので、 それもナバナ同様に摘み取って食べます。 ほろ苦い、さっぱりした味も良いものです。

この摘み取り長期栽培の品種としては、 サカタのタネの「きよすみ」などがお薦めです。

(板木技術士事務所 板木利隆)