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富士山の清流で育むごてんばこしひかりの里


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JA御殿場 自己改革の取組状況報告

JA御殿場では、「農家組合員の農業所得の向上」と 「地域社会への適切なサービスの提供」を柱に、 現在自己改革に取組んでいます。 現在までの取組み内容・経過等についてご報告いたします。

①JA御殿場では、今般の農協改革を契機に、 今後のJAの農産物販売事業の進め方や役員の選び方等について、 担い手農業者・認定農業者の方々と徹底した話合いを進めています。

農家組合員の意見を経営に反映するための取組み

これまでの取組み内容・経過・成果

各支店において地区運営委員会を開催し、 組合員の皆さまの意見を積極的に伺うようつとめています。 また、正組合員の皆さまからの様々な要望・期待に応えるため、 地区別座談会への出席について多くの方に呼びかけを行ないました。
平成29年8月、無作為に選出した正組合員1,000名、 准組合員2,000名を対象に組合員アンケートを実施しました。 アンケートの結果は今後の事業計画・事業運営に反映させていきます。

今後の取組み

組合員の「思い・願い」を受け止める話し合いの実施 各支店において地区運営委員会を定期的に開催しています。 組合員の意見を積極的にJA運営・支店運営に反映していきます。 毎年開催している地区別座談会、認定農業者との意見交換会、 青壮年部・女性部との意見交換会を引き続き実施していきます。 地域・農業者・組織の声をしっかり受け止め、各地区・組織の活性化、 営農指導力の強化につとめます。

組合員の意見反映と職員の意識・技能レベルの向上 営農経済渉外(以下:TAC) による管内農業者への訪問活動を重点的に強化し、 多くの意見を伺うことで指導内容の充実やニーズへの適切な対応に繋げていきます。 地区運営委員会の活性化をはかり、 組合員・地域住民の皆さまの意見をより積極的に取入れることができる体制を確立します。 職員の専門性を高め、指導・サービスの向上につとめます。 また、知識・技能の基盤となる 「協同組合の職員」としての意識高揚をはかります。

全組合員アンケートの実施 平成30年8月以降に、全ての組合員を対象としたアンケート調査を実施する予定です。 組合員の皆さまが当JAに対し求めていることを把握し、 要望・期待に確実に応えていきます。 アンケート実施時には全職員により 組合員の皆さまのお宅を一軒一軒訪問させていただきますので、 何卒ご協力をお願いいたします。

②JA御殿場では、今般の農協改革を契機に、 農業者の所得向上に向けて、農産物販売事業の見直しを進めています。

管内農業の活性化に向けた取組みと地産地消の推進

これまでの取組み内容・経過・成果

ファーマーズマーケット「ファーマーズ御殿場」の平成30年7月オープンに向け、 運営協議会等にて販売計画・戦略等について検討を重ねています。 各支店において現ふれあい市・フレッシュハウス会員の皆さま、 地域の皆さまへの説明会を開催し、出荷会員の募集を継続して行なっています。 申込会員数は平成30年1月現在294名となっています。
また、「ファーマーズ御殿場」出荷会員を対象に、 指定の種苗・資材の購入に対しての助成金制度「出荷物安定対策事業」 を平成29年度から実施しています。 初年度となる平成29年度は種苗・資材合計で233千円(平成30年1月12日現在) となっています。

農業振興支援事業として、 年間を通じての安定出荷に向けた「ハウス建設支援事業」、 鳥獣害対策としての「鳥獣被害対策支援事業」、 「キウイフルーツ棚建設支援事業」等、各種助成金制度を設けています。

農業振興支援事業実績 単位:件、千円
助成・支援名 平成28年度 平成29年度
H30/1/12現在
前年対比
件数 金額 件数 金額 件数 金額
ハウス建設支援 7 1,400 8 1,553 1 153
鳥獣害対策支援 5 193 3 140 △2 △53
キウイフルーツ棚建設支援 1 200 1 200 0 0
今後の取組み

「ファーマーズ御殿場」を見据えた生産・販売計画を提案・ 推進します 季節の主力野菜の出荷分散を促すため、生産技術指導、 複数品種の栽培提案等を実施していきます。 「ファーマーズ御殿場」開店に向け、 綿密な生産計画ならびに販売計画のもと準備を進め、 安心して生産・出荷していただける環境を構築します。

「ファーマーズ御殿場」出荷会員への支援を継続します 「ファーマーズ御殿場」出荷会員に対し、 年間を通じた農産物の安定生産と栽培環境の整備に向けて 平成29年度からスタートした「出荷物安定対策事業」 を今後2年間継続実施していきます。新たな農産物への取組みを進めることで 端境期の出荷物を確保し、出荷会員の所得向上につなげます。

管内に適した露地・ハウス栽培蔬菜の開発・試験に取組みます 端境期の出荷量確保に向け、 冬取り野菜の講習会やハウス栽培の講習会を開催し、 季節に左右されない栽培技術・知識のアドバイスを行ないます。 今後も「ハウス建設支援事業」を継続的に実施していきます。

「食の安全・安心」に対する管理体制を強化します 引き続き、農産物出荷に対応した栽培履歴の記帳管理、 定期的な残留農薬検査、生産組織に対しての食品表示研修会を実施していきます。

複合栽培、6次産業化への取組み

これまでの取組み内容・経過・成果

前年度に引き続き、 新たな振興蔬菜である「タマネギ」「ゴーヤ」「キャベツ」 等の生産・販売を計画し栽培を行なっているほか、 特産品化に向け取組んでいる「干し芋」の加工施設を開設し、 加工の効率化による生産性の向上をはかるとともに、 製品の均一化につとめました。 振興蔬菜の作付・集荷状況は下表のとおり前年より増加しています。

果実販売の主軸として「キウイフルーツ」の特産品化をめざし、 平成28年度にキウイフルーツ出荷組合を設立していますが、 現在も引き続き「キウイフルーツ棚建設支援事業」として助成金制度を継続し、 多くの生産者を募っています。(助成金実績については前頁をご確認ください)

主な振興蔬菜の作付・集荷状況
品目 平成28年度 平成29年度
H30/1/12現在
前年対比
作付面積 集荷量 作付面積 集荷量 作付面積 集荷量
トウモロコシ 345a 40,566本 437a 56,465本 92a 15,899本
ゴーヤ 33a 15,022本 34.7a 18,785本 1.7a 3,763本
サツマイモ
(干し芋)
19.2a 4.4t
0.8t
100.9a - 81.7a -
タマネギ 61a 6.5t 129a 29.3t 68a 22.8t
キウイフルーツ 15a 0.2t 15a 0.3t 0a 0.1t

※サツマイモ(干し芋)は、 現在加工作業中であることから、次回報告時に確定数値をお示しします。

今後の取組み

既存生産部会の活性化および機能発揮と 特産品化をめざす新規生産部会の育成に取組みます 「ごてんばこしひかり」 品質・食味における高位平準化に向け栽培技術の普及に取組み、 販売においては直接販売比率の増加をはかります。
「干し芋」 安定的な生産・加工により供給量を確保し、 新たな特産品化をめざします。
「水かけ菜」 後継者対策・新規会員増強に取組み、 需要に応えられる供給量の確保につとめます。
「わさび」 品質維持・量の確保につとめます。
「キウイフルーツ」 特産品化をめざし、 引き続き定着化と増産に向けて取組みます。

振興蔬菜の研究・ 開発の加速化と農業所得向上に寄与する加工品の開発・普及につとめます タマネギ・キャベツ等の栽培技術の確立をめざすとともに、 サツマイモ・大豆・そば・水かけ菜を対象に新商品の開発に取組み、 関係団体等との連携、市場調査を実施しながら、生産量の拡大、販路の開拓を進め、 6次産業化による安定した農業所得の確保をはかります。

③JA御殿場では、今般の農協改革を契機に、 農業者の所得向上に向けて、生産資材購買事業の見直しを進めています。

早期注文肥料・農薬に対しての値引き

これまでの取組み内容・経過・成果

本年度も早期予約注文の肥料・農薬に対し肥料:一律8%、 農薬:一律5%の値引きを実施したほか、 奨励品目肥料に対しては注文数量に応じた追加値引きを設定し、 農家組合員の生産コスト削減につとめました。 また、新たなレンタル農機を順次導入し、 組合員の皆さまに対して広報誌、営農だより等で案内を行なっています。

早期予約注文における値引き額 単位:千円
- 平成28年度 平成29年度 前年対比
肥料 11,530 11,322 △208
農薬 3,329 3,897 568
奨励品目肥料追加値引き 1,194 1,345 151
今後の取組み

年間を通しての肥料・農薬等の安価供給や施肥体系の見直し、 また、レンタル農機の活用等による低コスト化を推進していきます。

管内農業者の経営発展に向けた支援

これまでの取組み内容・経過・成果

営農経済部が発行する営農だよりにて、 管内農作物の生育状況を随時お知らせするとともに、 適切な管理方法等についてアドバイスを行ないました。 また、TACと農業経営アドバイザーが共に組合員の皆さまのもとを訪問し、 栽培技術指導、生産資材案内のほか、 資金需要への対応といった金融面でのアドバイスも行なっています。

平成29年度(平成30年2月末見込)の農業関連ローンの取扱い (新規実行額)は前年対比234.7%となる約1.91億円となっています。

今後の取組み

管内農業者の経営発展を応援します TACの活動体制を構築し、情報収集につとめるとともに、 栽培技術・販売方法・資材・金融商品等をわかりやすく提案するほか、 専門知識を有する農業経営アドバイザーによる 経営に対してのアドバイスを行なっていきます。 また、JAの強みを生かし、 資金提案等の金融支援も引き続き行なっていきます。

耕作放棄地・遊休農地の解消につとめます レンタル農機の活用、 利用可能な助成事業の提案等により受託可能者の支援を行なっていきます。

④JA御殿場では、今般の農協改革を契機に、 農業者の所得向上に向けて、理事の選出方法等の変更を行ないました。 また、新たに担い手を理事に登用しました。

農業者の意見をJA経営に反映させる体制づくり

これまでの取組み内容・経過・成果

平成29年5月の理事改選において、 理事の過半数を「認定農業者」 「販売その他JAが行う事業または法人の経営に関し実践的な能力を有する者」 としました。 また、理事定数を1名増員し、新たに「青壮年担い手枠」を設けました。

今後の取組み

農業者の意見を経営に反映させる体制を維持し、 組合員の農業所得向上をはかるとともに、 地域の期待に応えられるJAをめざしていきます。

⑤JA御殿場では、 地域とともにある協同組合として地域社会への適切なサービス提供につとめています。

利用者へ参加型の農業体験企画の実施、窓口でのJAらしいサービスの提供

これまでの取組み内容・経過・成果

地域の特産品を奨励品とした金融商品の販売、 給与振込・ローン契約者家族を対象とした芋掘り体験等 JAならではの取組みを実施したほか、 「職員が栽培した野菜を来店者に対し配布する」 といったJAらしいイベントを各支店にて計画し、 支店ごとの独自キャンペーンとして実施しました。

今後の取組み

地域に求められるJAをめざし、 世代・ライフスタイルに合わせたJA色のある商品・サービスを提供します。 また、財産と農業を次世代につなぐ取組みとして、 相続相談・不動産活用相談をより強化していきます。

地域社会への貢献

これまでの取組み内容・経過・成果

各支店においては 1支店1協同活動として支店単位で地域行事への参加や学校への食育活動 を行なっているほか、地域貢献活動(ボイス運動)に全役職員で取組んでいます。 本店周辺のゴミ拾いを本年度も定期的に実施したほか、 富士山清掃等地域におけるイベントへの参加・ 応援に対しても継続して取組んでいます。また、 平成29年度は、約7kmのウォーキングをしながらゴミ拾いを行なう JA御殿場独自の企画を実施し、 地域の環境保全につとめました。

今後の取組み

地域のニーズを察知し、 各支店を拠点とした地域のニーズに応える多彩な活動(1支店1協同活動)を通じ、 地域との関わりを一層大切にしながら自主的な協同活動の支援をしていきます。 また、地域とともにあるJAとしての役割を職員一人ひとりが再認識し、 くらしやすい地域づくりの一端を担えるよう、 引き続き地域貢献に向けた各種活動に積極的に取組んでいきます。

組織の活性化に向けた仲間づくりと高齢者の健康増進

これまでの取組み内容・経過・成果

女性部においては、 年間を通した「フレッシュミズスクール」の開催にあたり、 新規参加者の呼びかけを行なうことで次世代の仲間づくりにつとめているほか、 地場産農産物を使用した料理・加工教室を定期的に開催し、 地産地消の実践に取組んでいます。 また、福祉クラブ会員や年金受給者を対象とした旅行、 グラウンドゴルフ大会を実施したほか、福祉活動として助け合い活動 「ミニデイサービス」を開催し、 高齢者の仲間づくりと健康増進に取組みました。

今後の取組み

組織活動を積極的に展開、 広報することで協同の成果を実現するための新たな仲間づくりに取組みます。 また、活動内容を見直し、 魅力ある活動をめざすことで組織の活性化をはかっていきます。

JA御殿場は、今後も皆さまの「思い・願い」をしっかり受け止め、 農家組合員・地域の期待に応えられるJAをめざして、 引き続き自己改革に取組んでいきます。 次回の報告は第56回通常総代会時(平成30年5月)にさせていただく予定です。 また、同時に当JAホームページにおいても公開いたします。