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富士山の清流で育むごてんばこしひかりの里


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JA御殿場 自己改革の取組みについて(ご報告)

①JA御殿場では、今般の農協改革を契機に、 今後のJAの農産物販売事業の進め方や役員の選び方等について、 担い手農業者・認定農業者の方々と話し合いを進めています。

平成28年度に開催された主な話し合いと、そこでいただいたご意見の一部をご紹介します。

地区運営委員会

日程
平成28年11月 9地区で開催
参加者
組合員 81名、役職員32名
意見
  1. 肥料の注文について、現状は早期予約注文のみ値引きがある。 それ以外の購入についても値引きをお願いしたい。 肥料・農薬の価格がホームセンター等と比べて全般的に高い。 農業所得の向上のために、 より安価で提供できるよう努力していただきたい。
  2. 農業所得の向上に向けた、販売力強化の具体策は。
  3. 営農指導職員を増員するなど指導体制を強化してもらいたい。
対応
  1. 早期予約注文については引き続き値引き設定を行なっていきます。 また、特別奨励品目肥料については注文数に応じた追加値引きを行なっています。 (H28年度に実践しました。また、H29年度も引続き実践していきます。) 今後は仕入先の検討や仕入価格の交渉に加え、 施肥体系の見直しによる低コスト化を実現します。 (3か年計画に反映させています。)
  2. 「ごてんばこしひかり」の直接販売比率を高めます。また、 実需者のニーズに合わせた販売価格と品質の向上をはかります。 (H29年度に実践します。また、3か年計画にも反映させています。)
  3. 営農経済渉外(TAC)の活動体制の構築、 農業経営アドバイザーの資格取得励行等により指導員の充実をはかります。 また、JAの強みを生かした複合的な提案ができるようつとめます。 (3か年計画に反映させています。)

地区別座談会

日 程
平成29年1月~2月 11会場で開催
参加者
正組合員245名、役職員 延べ118名
意 見
  1. 遊休農地解消に向けてはどのように考えているのか。
  2. 鳥獣被害対策について具体的にどのような支援をしているのか。 また、おすすめの電柵等を紹介してほしい。
  3. 農業が施策の中で競争化され、 大規模農家だけが存続していく姿は本来の協同組合の本質ではないのでは。
  4. 転作作物を推奨されても新たな農作物を栽培するにあたって、 設備投資等リスクを伴うことから農家としてはなかなか踏み切れない。 JAが共同設備として投資し、 長期にわたって農家をバックアップする体制をとることはできないのか。
対 応
  1. 振興作物の拡大等による農業所得の向上、 農作業の省力化により担い手の拡大をめざします。 また、既存の組織等への支援も継続的に行なっていきます。 (H28年度に実践しています。また、3か年計画に反映させています。)
  2. 電柵等の設置補助事業を行なっており、 今後も継続していく予定です。また、行政との連携を更に深めていきます。 (H28年度に実践しています。また、3か年計画に反映させています。)
  3. 大規模農家に限らず、中小農家の支援についても引続き注力していきます。 営農部門の強化をはかり、農業経営アドバイザー、 営農経済渉外(TAC)を中心に訪問による個別相談・アドバイスを実施していきます。 (3か年計画に反映させています。)
  4. 現在までに就農者への支援を行なってきたノウハウを集積し、 様々なアドバイスを行なっていきます。また、 レンタル農機の利用についても適時呼びかけを行なっていきます。 (3か年計画に反映させています。)

女性部役員との意見交換会

日程
平成29年2月2日(木)
参加者
女性部役員10名、役職員13名
意見
  1. フレッシュハウス出荷者が高齢になり、出荷が難しくなったとの話を聞いた。一括して集荷する方法を考えてほしい。
  2. ファーマーズマーケットでは農産物等販売商品の確保につとめてほしい。
  3. 土地柄、冬場の露地栽培が難しいため、ハウス等を利用した冬場の対策について指導してほしい。また、鳥獣害対策についても指導してほしい。
  4. 農業大学校とは別に初心者用の野菜栽培講習等を行なってほしい。
  5. 女性部で行なっている活動について組合員向け広報誌等で紹介してもらっているが、組合員以外にも広く広報することはできないか。
対応
  1. 来年7月のファーマーズマーケット開設に合わせて集荷の体制を整えます。 (3か年計画に反映させています。)
  2. 現フレッシュハウスを一極集中し、ファーマーズマーケットとすることで農産物を確保します。また、県内野菜等を仕入れて販売することも検討しています。 (3か年計画に反映させています。)
  3. 鳥獣害については行政とも連携し、対策を進めていきます。 ハウス建設にかかる費用の助成、鳥獣害対策の電気柵設置に対する助成等については事業として既に取組んでいます。今後指導を進めていく中で周知徹底をはかり、制度の活用を提案していきます。 (H28年度に実践しました。また、H29年度も引続き実践していきます。)
  4. 女性部向けの野菜栽培初心者講習会を開催します。(3か年計画に反映させています。)
  5. 准組合員向け、地域住民向けの広報紙も作成して広報につとめています。今後は発行回数を増やすなどの対応を検討していきます。(3か年計画に反映させています。)

認定農業者との意見交換会

日程
平成29年2月2日(木)
参加者
認定農業者20名、役職員29名
意見
  1. 最も重要視してもらいたいのは営農指導の強化である。
  2. 基幹作物である米の販売力を一層強化してもらいたい。
対応
  1. 営農経済渉外(TAC)の増員・指導力の向上につとめています。 (3か年計画に反映させています。)
  2. 現場に出向く栽培指導、生産者組織を通じた栽培技術の普及により、 品質・食味において高位平準化をはかりブランド力を上げるとともに、 直接販売比率を高めるための販路開拓等に取組みます。 (H29年度に実践します。また、3か年計画にも反映させています。)

青壮年部役員との意見交換会

日程
平成29年2月16日(木)
参加者
青壮年部役員8名、役職員9名
意見
  1. 制度資金等の中で利用できそうなものを紹介してほしい。
  2. 若い新規就農者を支援・育成する取組みを考えてほしい。
対 応
  1. 農業経営アドバイザー・営農経済渉外(TAC) を中心に提案等を行なっていきます。(3か年計画に反映させています。) 助成金制度について資料としてまとめ、今後紹介していきます。 (平成29年度に実践します。)
  2. 行政とも連携し、支援・育成する体制を整えるとともに、 農業経営アドバイザーの充実につとめます。 (3か年計画に反映させています。)

②JA御殿場では、今般の農協改革を契機に、 農業者の所得向上に向けて、農産物販売事業の見直しを進めています。

【これまでの取組み・成果】

管内農業の活性化に向けた取組みと地産地消の推進

取組み内容

Aコープ中央店のファーマーズマーケット化を検討する委員会を設置し、 開設に向け検討を重ねています。ふれあい市・フレッシュハウス会員のご協力を得るため、 各地区において説明会を開催しました。 年間を通じての出荷に向けたハウス建設を支援するための「ハウス建設支援事業」、 鳥獣害対策を支援するための「鳥獣被害対策支援事業」として助成金制度を設けました。

成果

安定した生産環境の実現

  ⇒気候や鳥獣害への懸念が減り、生産意欲の向上につながる。

複合栽培、6次産業化への取組み

取組み内容

新たな振興作物として 「タマネギ」「ゴーヤ」「キャベツ」等の生産・販売を計画し栽培を行なっています。 また、 新たな特産品としてサツマイモの加工品である「干し芋」の加工・販売に取組んでいるほか、 果実販売の主軸として「キウイフルーツ」の特産品化をめざし、 平成28年度にキウイフルーツ出荷組合を設立しました。 現在も引き続き「キウイフルーツ棚建設支援事業」として助成金制度を設け、 多くの生産者を募っています。

成果

栽培・加工技術の確立、消費者・市場からの好評価

⇒生産部会等の活性化につながる。

「ごてんばこしひかり」のブランド化

取組み内容

品質・食味の高位平準化により、「ごてんばこしひかり」のブランド力を向上させるため、 米ぬかを使用した土壌づくりの推奨、 栽培履歴や生育調査に基づく診断書を活用した栽培指導を行なってきました。 また、平成27年度には新たに商品名・ロゴマーク・パッケージを制作し、 ブランドイメージの確立をはかりました。 平成28年度の直接販売比率は52.5%と向上しています。 (参考:平成25年度の直接販売比率 42.9%)

成果

品質・食味値の向上、各種コンクールでの受賞

⇒ブランド力の向上は結果に表れており、今後更なる良品を生産する意欲につながる。

【今後の取組み】

ファーマーズマーケット開設を見据えた生産・販売計画を構築します

組合員からの期待
  • 良いものをつくるので高く売りたい。
  • 売れ残りやB級品を有効利用できる仕組みを確立してもらいたい。
  • 改めて地場農産物の大切さ、食の大切さを広く啓蒙してもらいたい。
今後の取組み

コンサルタントを導入し、綿密な計画のもと開設に向けた準備を進め、 安心して生産・出荷していただける環境を整えます。

⇒販売力の強化により農業所得の向上に寄与します。

既存生産部会の活性及び機能発揮と特産品化をめざす新規生産部会の育成に取組みます

組合員からの期待
  • 栽培技術の向上をはかりたい。
  • キウイフルーツについて、今後は会員を増やし産地化をめざしていきたい。
今後の取組み

「ごてんばこしひかり」
品質・食味における高位平準化に向け栽培技術の普及に取組み、販売においては直接販売比率の増加をはかります。
「水かけ菜」
後継者対策・新規会員増強に取組み、需要に応えられる供給量の確保につとめます。
「わさび」
品質維持・量の確保につとめます。
「キウイフルーツ」
特産品化をめざし、定着化と増産に向けて取組みます。

⇒各生産部会の活性化と品質・生産量の向上をはかります。

管内に適した露地・ハウス栽培蔬菜の開発・試験に取組みます

組合員からの期待
  • 農産物を冬場でも出荷できるほか、安定的な出荷量確保ができる。
今後の取組み

冬取り野菜の講習会やハウス栽培の講習会を開催し、 季節に左右されない栽培技術・知識のアドバイスを行なうほか、 「ハウス建設支援事業」を継続的に実施していきます。

⇒年間を通じて安定的な農業所得を確保します。

振興作物の研究・開発の加速化と農業所得向上に寄与する加工品の開発・普及につとめます

組合員からの期待
  • 「干し芋」の加工について、機械の導入・加工場の建設など環境の整備を進めてもらいたい。
  • 振興作物に取組むにあたり、的確かつ有効な指導・アドバイスを期待している。
今後の取組み

タマネギ・キャベツ等の栽培技術の確立をめざすとともに、 サツマイモ・大豆・そば・水かけ菜を対象に新商品の開発に取組み、 関係団体等との連携、市場調査を実施しながら、 生産量の拡大、販路の開拓を進めていきます。

⇒6次産業化により、安定した農業所得の確保をはかります。

耕作放棄地・遊休農地の解消につとめます

組合員からの期待
  • 就業者の高齢化や後継者不足により今後は受委託が更に増えることが予想されるため、 受託農家の存続・充実に向け、援助等を検討してほしい。
今後の取組み

レンタル農機の活用、 利用可能な助成事業の提案等により受託可能者の支援を行なっていきます。

⇒管内農業の活性化と、振興作物の生産量拡大・産地化をはかります。

「食の安全・安心」に対する管理体制を強化します

組合員からの期待
  • 「食の安全・安心」は生産者として最も気を遣うことの一つであり、 今後も定期的な指導をお願いしたい。
今後の取組み

引き続き農産物出荷に対応した栽培履歴の記帳管理、定期的な残留農薬検査、 生産組織に対しての食品表示研修会を実施していきます。

⇒出荷者の「食の安全・安心」に対する意識向上につとめ、消費者の信頼にこたえます。

③JA御殿場では、今般の農協改革を契機に、 農業者の所得向上に向けて、生産資材購買事業の見直しを進めています。

【これまでの取組み・成果】

早期注文肥料・農薬に対しての値引き

取組み内容

早期予約注文の肥料・農薬に対し肥料:一律8%、
農薬:一律5%の値引きを実施したほか、
奨励品目肥料に対しては注文数量に応じた追加値引きを設定しました。

成果
組合員の生産コスト削減

⇒効果が目に見え、即効性もあった。今後は、仕入れ先の検討や値段交渉、 施肥体系の見直しから、更なる生産コスト削減をめざしていく。

【今後の取組み】

農業生産コスト削減に取組みます

組合員からの期待
  • 年間を通じた肥料・農薬等生産資材の値引きを検討してもらいたい。
  • レンタル農機を活用していきたい。
今後の取組み

肥料・農薬等の安価供給、施肥体系の見直し、レンタル農機の活用等による低コスト化を実現します。

⇒継続的な生産コスト削減により農業所得の向上に寄与できるようつとめます。

管内農業者の経営発展を応援します

組合員からの期待
  • 営農指導員の増員等、更なる充実化を期待している。
  • 営農だよりが年々充実しており、参考にさせてもらっている。
今後の取組み

営農経済渉外(TAC)の活動体制を構築し、 情報収集につとめるとともに、 栽培技術・販売方法・資材・金融商品等をわかりやすく提案するほか、 専門知識を有する農業経営アドバイザーによる経営に対してのアドバイスを行なっていきます。 また、JAの強みを生かし、資金提案等の金融支援も行なっていきます。

⇒JAらしい農業金融商品・サービス・情報を複合的に提供します。

④JA御殿場では、今般の農協改革を契機に、 農業者の所得向上に向けて、理事の選出方法等の変更を行ないました。

【これまでの取組み・成果】

農業者の意見をJA経営に反映させる体制づくり

取組み内容

平成29年度の理事改選において、理事の過半数を「認定農業者」「販売その他JAが行う事業または法人の経営に関し実践的な能力を有する者」としました。 また、理事定数を1名増員し、新たに「青壮年担い手枠」を設けました。

成果

農業者の意見を反映できる体制を整えた。


⇒農業者の意見が経営に反映されることで、 地域農業の活性化・農業者の所得向上につながる。

⑤そのほか、JA御殿場では、地域とともにある協同組合として 地域社会への適切なサービス提供につとめています。

【これまでの取組み・成果】

信用事業利用者へ参加型の農業体験企画の実施、窓口でのJAらしいサービスの提供

取組み内容

子育て定期積金、ローン契約者を対象に、 JAならではのサービスとして家族で参加できる芋掘り体験を実施したほか、 支店ごとの取組みとして、 来店された方に対し、 職員が栽培した野菜を窓口で配付する独自キャンペーン等も実施しました。

成果

JAらしいサービスにより利用者に喜んでいただくことができた。

⇒食農教育、地産地消の提唱につながった。

地場産農産物を使用した料理・加工教室の開催

取組み内容

女性部において、地場産農産物を使用した 「旬の料理教室」「伝承料理研究会」「米粉教室」等を定期的に開催しました。

成果

仲間の輪が広がった。地場産農産物の魅力を伝えることができた。

⇒地産地消の提唱・実践につながった。

組織の活性化に向けた仲間づくりと、高齢者の健康増進

取組み内容

女性部においては、「フレッシュミズスクール」等を定期的に開催し、 新規参加者の呼びかけを行なうことで次世代の仲間づくりにつとめました。 また、福祉クラブ会員や年金受給者を対象とした旅行、 グラウンドゴルフ大会を実施したほか、 福祉活動として高齢者助け合い活動「ミニデイサービス」を開催し、 仲間づくりと健康増進に取組みました。

成果

それぞれの世代で楽しく仲間づくりができた。

⇒組織活動の活性化、健康増進につながった。

地域社会への貢献

取組み内容

1支店1協同活動として 支店単位で地域行事への参加や学校への食育活動を行なっています。 また、地域貢献活動(ボイス運動)に全役職員で取組んでいます。

成果

地域とともにあるJAとしての役割を認識し、 くらしやすい地域づくりの一端を担うことができた。

⇒地域社会の活性化、豊かな地域づくりにつながった。


【今後の取組み】

総合事業をくらしに役立てます

組合員(地域住民)からの期待
  • 地域にJAがあると貯金・共済・給油所等すべてをカバーしてくれるので便利で助かっている。
  • 農地の利活用について相談したい。
今後の取組みと成果目標

地域になくてはならないJAをめざし、 世代・ライフスタイルに合わせたJAらしい特色のある商品・ サービスを提供します。また、財産と農業を次世代につなぐ取組みとして、 相続相談・不動産活用相談をより強化していきます。

⇒地域の皆さまのくらしを多方面から全力でサポートします。

協同活動を通じて、くらしやすい地域づくりに取組みます

組合員(地域住民)からの期待
  • 地域のための活動を続けてもらいたい。
  • 子どもたちへの食農教育に継続して取組んでもらいたい。
今後の取組みと成果目標

地域のニーズを察知し、 各支店を拠点とした地域のニーズに応える多彩な活動(1支店1協同活動) を通じ、地域との関わりを一層大切にしながら自主的な協同活動の支援をしていきます

⇒豊かな地域づくりに貢献します。

組合員の意見反映と仲間づくりをすすめます

組合員(地域住民)からの期待
  • 営農指導の強化に向け、職員の増員・教育を充実させてほしい。
  • 組合員の意見を取入れることで、指導内容やサービスが更に充実することを期待している。
今後の取組みと成果目標

地区運営委員会の活性化をはかり、組合員・地域住民の皆さまの意見を積極的に取入れていきます。青壮年部・女性部の活動を積極的に展開し、その活動を広報することで、協同の成果を実現するための新たな仲間づくりに取組みます。また、職員の専門性を高めるとともに、 知識・技能の基盤となる「協同組合の職員」としての意識を高めます。

⇒地域の農業協同組合としての役割を誠実に果たします。

JA御殿場では、農業者・地域の皆さまの負託にこたえるべく、 今後も引続き自己改革の取組みをすすめてまいります。 取組みについては今後も継続的にご報告させていただきます。