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トップへ戻る > 営農事業 > 営農だよりもくじに戻る > 2018営農だより野菜第10号

JA御殿場営農経済部
平成30年第10号 7月20日発行

営農だよりJA御殿場


目標

適期管理・適期防除・適期収穫で品質の良い野菜を栽培しよう

秋野菜の準備をしましょう!!

温度・水分管理のポイント
秋野菜の播種時期は、7月~8月の気温が高い時期の播種となりますので、 播種後は乾き過ぎと温度の上がり過ぎに注意が必要です。 温度・水分が過剰になれば徒長苗になり、水分が少なければ枯れてしまいます。 小まめな、温度と水分の管理を徹底しましょう。

※水稲育苗ハウスで、育苗を行う場合は特に注意が必要です。

ほ場・種子の準備
排水が良く耕土の深いほ場を選びましょう。 堆肥や土壌改良材は定植1ヶ月前に施用する。 元肥は定植1週間前に施用する。病害虫防除の為、 定植時に必ず農薬を植穴土壌混和又は、プレバソン等をセル苗に灌注処理しましょう。

播種する種の種類や品種も準備しましょう? おススメはくさいを紹介します。品種は冬月。 冬場ワラを巻かなくても結球してます。食味は並、90日タイプです。 播種時期は8月中下旬になりますので次号で栽培方法は紹介します。


セル育苗にチャレンジしよう!!
管内優良生産者の播種手順
  1. セルトレイに培土をつめる(培土は、すり切りで均一に入れる)
  2. 別のセルトレイを上に重ねて押し込む(穴の深さを均一にする)
  3. 1穴1粒種を落としていく
  4. 培土をかける(培土は、すり切りで均一に入れる)
  5. 培土が十分濡れるまで灌水する
  6. 発芽後は2日間程度日陰で管理した後、日向で管理
  • セルトレイでの育苗は、1株あたりの培土量が少ないため乾燥には注意する
  • セルトレイなどは直接地面に置かず、10㎝以上底を上げて通気性を確保する
  • 夏場の播種は、夕方涼しくなってから行いましょう
管内優良生産者のセル苗防除(灌注処理)
農薬名:プレバソンフロアブル5(250㎖)
作物名 対象害虫 使用時期・回数・方法・倍率
キャベツ ネキリムシ類
カブラハバチ
コナガ
アオムシ
倍率:100倍
セル成型育苗トレイ1箱:500㎖
時期:育苗期後半~定植当日
回数: 1回
方法: 灌注
はくさい コナガ
アオムシ
ヨトウムシ
ハイマダラノメイガ
レタス ハモグリバエ類
オオタバコガ
ハスモンヨトウ
ネキリムシ類
ヨトウムシ
ヒメフタテンヨコバイ
非結球レタス ハスモンヨトウ
オオタバコガ
ヨトウムシ
ネキリムシ類
ヒメフタテンヨコバイ
ブロッコリー
カリフラワー
コナガ
アオムシ
ハスモンヨトウ

  • 灌注処理は、培土に処理された薬液が作物の根から吸収され、
    有効成分が作物全体に行き渡り効果を発揮します。
JA御殿場のレンタル農機事業知ってますか?
セル成型育苗トレイで育てた苗を機械で移植してみませんか?
作業時間短縮・労働力削減にもなりますので皆さんぜひ利用して下さい。
利用の際は営農課(施設担当)までご連絡下さい。
TEL:84-4820
本年度も、組合員の皆様にJA御殿場職員が栽培した野菜苗を配布させて頂きます。 組合員の方々が自ら野菜作りを行い、 地産地消・食の安全安心を実践する事が目的です。
JA御殿場でも栽培していますので皆さんも作ってみませんか?

移植日
平成30年8月6日頃
配布時期
平成30年8月20日頃
作物名
ブロッコリー
品種
緑嶺
管内優良生産者に聞くブロッコリー作型

ブロッコリーは需要があるので 同じ品種でも播種時期を2週間ずらし播種し 収穫期間を拡大してみませんか?

奨励品種
カリフローレ80(秋まき)
(トキタ種苗株式会社)
播種時期
7月上旬~8月上旬
カリフローレの栽培
特徴
日本生まれのスティックカリフラワー。 花軸の食味を追及し、 スティック状に収穫できるように育種したカリフラワー。 ユニークな形状、花蕾の白と花梗(軸)の緑のコントラストが鮮やかで、 加熱すると透明感のある緑色となる美しさは、 料理のインスピレーションを刺激する。
圃場選定
栽培の注意
肥沃で水はけの良い土壌が良い。 定植前の苗には十分灌水し根鉢を崩さないようにする。 秋作の注意点は、花蕾の霜は、凍害・腐敗の原因となり、 10度以下で生育遅滞するので、トンネルや不織布の利用が効果的。 霜よけは、外葉を数枚花蕾にかぶせる等も有効。

施肥(1aあたり)

資材名 施肥量 備考
堆肥 牛ふん堆肥 250kg 定植の1ヵ月前に施用
土壌改良材 畑のカルシウム 10kg
元肥 粒状ようりん 3kg 定植の1ヵ月前に施用
園芸化成S550 15kg
追肥 新FTE燐硝安加里s280 3kg

栽植密度
畝間60~70㎝、株間35㎝。
夕方に定植し、しっかり灌水し活着を促す。
追肥
追肥は定植後25~30日頃に生育に応じて、施用しましょう。 葉色の緑色があせたり、黄変が見え始めたら、速やかに追肥を行う。 肥料は畝間全面に施用し、理機等で中耕を行う。
収穫
花軸が15~20㎝の長さで収穫適期。下から摘み取る収穫もできます。 ファーマーズなどに出荷する場合、 房ごとに分けて穴あき包装資材に出荷用のシールを張付けて梱包する。
料理
生のままでも良いが、湯通しし、氷水で締めると色上がりが鮮やか。 スティックサラダ、バーニャカウダ。 煮炊き焼、揚げ相性が良い。詳しい調整方法等は次号で紹介します。

大根の栽培
大根の紹介
北駿地域で昨年8月下旬に播種し10月中に収穫ができました。 ス入りが遅く、品質のおいしいい青首大根です。 おでんに向きます。

冬自慢は『株式会社サカタのタネ』です。


特徴
病気に強く、作り易い秋まき青首大根です。 葉が広がらずコンパクトにまとまり、密植できます。 尻づまりが良く、肌がなめらかでツヤがあります。 ス入りが遅く、すぐれた肉質でとても美味しい品種です。
圃場選定・施肥
できるだけ耕土が深く、水はけの良いほ場を選びます。 播種予定の2週間前に1aあたり苦土石灰10㎏、 有機配合肥料8㎏を施し、30㎝くらいの深さまで耕します。 根をスムーズに伸ばす為に、 石や雑草の根などを取り除きます。(堆肥は前作に施用)
防除・播種・間引き
キスジノミハムシ対策でフォース粒剤を播種時に 1aあたり0.6~0.9㎏全面土壌混和し、95㎝マルチを使用し、 条間45~60㎝、株間20~30㎝を目安として3㎝ほどの穴を開け、 1ヶ所に種を3~5粒ずつ播種し、厚さ1~2㎝ほどに覆土します。 間引きは本葉5~6枚頃までに行い、1本立ちにします。
夏秋野菜に除草剤を上手く使いましょう!
土壌処理剤(除草剤)を上手く活用する事で雑草を抑える事ができます。
土壌処理剤とは、これから出る雑草の種の発芽を抑える除草剤です。 規定量を均一に散布しましょう?
除草剤名:トレファノサイド乳剤(500㎖)
作物名 使用時期 薬量 希釈水量
にんじん 播種直後 20~30㎖ 希釈水量10㍑
使用回数:1回
使用方法:全面土壌散布
ブロッコリ― 定植前(植穴掘前) 20~30㎖
キャベツ(移植栽培) 定植前(植穴掘前) 20~30㎖
ダイコン(露地栽培) 播種直後 15~20㎖