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富士山の清流で育むごてんばこしひかりの里


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JA御殿場営農経済部
平成29年第9号 7月20日発行

営農だよりJA御殿場


秋野菜の準備
☆温度・水分管理のコツ☆

秋野菜の播種時期は、7月~8月の気温が高い時期の播種となりますので、 播種後は乾きすぎと温度の上がりすぎに注意が必要です。 温度・水分が過剰になれば徒長苗になり、 水分が少なければ枯れてしまいます。 小まめな、温度と水分の管理を徹底しましょう。

※水稲育苗ハウスで、育苗を行う場合は特に注意が必要です。

☆管内優良生産者の播種手順☆
  • セルトレイに培土をつめる。培土は、すり切りで均一に入れる。
  • 別のセルトレイを上に重ねて押し込む。穴の深さを均一にする。
  • 1穴1粒 種を落としていく。
  • 培土をかける。培土は、すり切りで均一に入れる。
  • 培土が十分濡れるまで灌水する。
  • 発芽後は、2日間程度日陰で管理した後、日向で管理。
  • セルトレイでの育苗は、1株あたりの培土量が少ないため乾燥には注意する
  • セルトレイなどは直接地面に置かず、10㎝以上底を上げて通気性を確保する
  • 夏場の播種は、夕方涼しくなってから行いましょう
JA御殿場「野菜づくり運動」のお知らせ

本年度も、 組合員の皆様にJA御殿場職員が栽培した野菜苗を配布させて頂きます。
組合員の方々が自ら野菜作りを行い、 食の安全安心に取り組んでいただきたいと思います。

播種日
平成29年7月24日
配布時期
平成29年8月下旬
配布野菜
キャベツ(新藍)
ブロッコリー(緑嶺)

JA御殿場の職員が心を込めて、種から苗を仕立ててお届けします。

優良生産者の播種時期

管内優良生産者が昨年行った播種カレンダーを掲載します。 栽培の目安にお役立てください。

作物 品種 条件 播種 収穫開始
ニンジン 向陽2号 露地 7/8 10/4
山ごぼう - 露地 7/17 10/30
カリフラワー スノークラウン 露地 7/19 10/28
ブロッコリー ハイツSP 露地 7/19 10/25
白菜 晴黄65・75 露地 8/17 11/12
大根 耐病総太り・新八洲 露地 9/1 11/14
聖護院大根 早太り 露地 9/1 11/20
春菊 きわめ中葉 ハウス 9/13 11/6
タマネギ マッハ・ネオアース 露地 9/14 4/24
チンゲン菜 青帝 露地 9/15 11/2
ターサイ - 露地 9/15 11/7
コマツナ 夏楽天 露地 9/15 10/28
二十日大根 レッドチャイム 露地 9/15 10/22
小かぶ CRもちばな 露地 9/19 11/18
大根 耐病総太り・新八洲 露地 10/5 1/10
二十日大根 レッドチャイム 露地 10/7 11/11
コマツナ 菜々美 露地 10/7 11/26
ターサイ - 露地 10/11 2/3
チンゲン菜 青帝 露地 10/11 2/6
ホウレンソウ ニューアンナR4 露地 10/12 11/19
葉ねぎ 緑秀 露地 10/13 -
おか菜 - 露地 10/18 3/23
菜花 冬華 ハウス 10/19 1/17
アートグリーン - 露地 10/20 1/11
春菊 きわめ中葉 ハウス 10/26 12/10
スナックエンドウ グルメ 露地 10/30 5/12
京水菜 京みぞれ ハウス 11/9 2/4
コマツナ 菜々美 ハウス 2/17 3/30
京水菜 京みぞれ ハウス 2/17 4/6

※上記の表は播種の目安となります。 種子の購入の際には、JAへご相談ください。

キャベツの栽培
☆作物としての特徴☆

キャベツは、春まき・夏まき・秋まきができますが、 最も栽培しやすいのは夏まき冬収穫の作型です。 冬穫り栽培は7月後半から播種し秋の生育適期に外葉形成を行い、 低温期にゆっくりと結球を仕上げていく作型です。 キャベツは比較的冷涼な気候を好みますが、 生育可能な温度帯は広く5~25℃の範囲で生育は進行します。 ただし、結球開始後には適応できる温度帯が狭く、 高温では軟腐病などの病害による結球部の腐敗が増え、 低温では生育停止とその後の抽台、結球葉の赤色化、 凍結後の腐敗などが問題になります。 適期の播種や定植を心がけましょう。

☆栽培概要☆

株間:(早生) 30~40cm (中~晩生)40~45cm
施肥(畝1㎡あたり)

堆肥 750~1000g
油粕 80g
(元肥)化成肥料 100g
(追肥)化成肥料 結球開始前 70g
施肥の注意点
窒素・カリが過剰になると、軟腐病や菌核病などの病害が発生しやすく、 石灰欠乏症なども助長されます。 その逆に、肥料の不足が生じると生育が遅れ、 べと病や細菌性病害などが多く発生します。 施肥量を守り健全な栽培を行いましょう。
防除:病害 べと病・黒腐病など

秋雨期に多発するため、圃場の排水対策を万全にしましょう。 また、病害は発生する前からの予防的防除を心がけましょう。
おススメ農薬

品名 対象 規格 金額(税込)
ダニコール1000 べと病・根朽ち病など 250ml 928円
Zボルドー 総合殺菌 500g 940円
害虫 コナガ・アオムシ・ヨトウムシなど

病害虫同時防除を心がけ、系統の異なる薬剤を交互に散布しましょう。 初期発生時の防除を怠ると被害が著しくなるため注意しましょう。

おススメ農薬
品名・規格 詳細
プレバソンフロアブル
規格:250ml
対象:コナガ・アオムシ・ヨトウムシなど
金額(税込):2,980円
使用時期:育苗期灌注
おススメ農薬
品名・規格 詳細
プレオフロアブル
規格:100ml
対象:コナガ・アオムシ・ヨトウムシなど
金額(税込):980円
使用時期:結球開始前に散布
おススメ農薬
品名・規格 詳細
スタークル粒剤
規格:1kg
対象:アブラムシ・ハイマダラノメイガ
金額(税込):1,180円
使用時期:定植時土壌混和

※農薬の価格については7月1日~9月末日までの特別価格となっております。

☆キャベツ栽培のコツ☆
1.真夏の植え付けは夕方に
キャベツは冷涼な気候を好みますが、 秋冬穫りは苗の定植時が高温なので工夫が必要です。 植付けの2~3時間前に水をまいて苗に十分給水させ、 気温が下がる夕方に定植を行いましょう。また、 晴天の昼間は定植後暑さで萎れてしまうので避けることをおススメします。
2.結球後は中耕禁止
通常は追肥の後に中耕・除草を行いますが、 結球が始まってからは中耕を避けましょう。 結球する頃には畝の間にも根が伸びているので、 中耕を行う事で根を傷めてしまい軟腐病などの発生原因となってしまいます。
3.結球させるには追肥の方法が肝心
キャベツを結球させるには、初期の生育が大切です。 その為には、植付け後の生育状況を見ながら、 肥料を切らさないように追肥を行いましょう。 しかし、 結球が始まった後は球の締まりが悪くなるため追肥をしてはいけません。
4.草丈の低い雑草は天敵のすみかに
キャベツは丈の低い雑草に囲まれていても生育に支障がありません。 ハコベやカタバミなど草丈の低い雑草が生えてきても抜かずに置くと、 株元に繁茂する雑草に天敵が住みついてキャベツにつく害虫を食べてくれます。 しかし、キャベツよりも大きな雑草は除草するようにしましょう。