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JA御殿場営農経済部
平成29年第2号 4月5日発行

営農だよりJA御殿場


タマネギの管理
☆防除☆

3月で追肥を終え(止め肥)、4月からは本格的に防除の季節となります。 病害が発生してからの治療散布ではなく、 発生する前に予防散布を行うよう心がけましょう。
また、管内において病害(べと病・疫病)の発生が確認されたため、 以前に配布された営農だより野菜版(11月18日・2月20日号)に記載された防除体系を改定させて頂きました。 今後も気候や病害の発生状況を考慮して防除情報を記載しますので参考にしてください。

☆防除体系(推奨)☆
時期 4月初旬
(6~12日頃)
4月中旬
(4月上旬の1週間後)
5月上中旬
対象 べと病・疫病 べと病・疫病、軟腐病 べと病・疫病、軟腐病
薬剤 リドミルゴールドMZ プロポーズ顆粒水和剤

カスミンボルドー
(混用散布)
ランマンフロアブル

スターナ水和剤
(混用散布)

4月初旬(6~12日頃)の防除詳細『リドミルゴールドMZ』
希釈倍率
1,000倍
使用液量
100~300L/10a
使用時期
収穫7日前
本剤使用回数
3回以内
使用方法
散布
4月中旬(4月上旬の1週間後)の防除詳細『プロポーズ顆粒水和剤』+『カスミンボルドー』

プロポーズ顆粒水和剤

希釈倍率
1,000倍
使用液量
100~300L/10a
使用時期
収穫7日前
本剤使用回数
3回以内
使用方法
散布

カスミンボルドー

希釈倍率
1,000倍
使用液量
100~300L/10a
使用時期
収穫14日前
本剤使用回数
3回以内
使用方法
散布

  1. タマネギは水を弾いてしまう為、必ず展着剤と共に農薬を散布しましょう。
  2. 降雨や強風後は、葉や茎を観察するよう心がけましょう。
  3. 病害発生株は、発見次第抜き取り圃場の外へ除去して下さい。
  4. 農薬は、ラベルを熟読の上使用してください。
病害発生の疑いがある場合は営農経済部へ御連絡ください。
問い合わせ:84-4830(農業振興課 天野・三井まで)
トウモロコシの栽培
☆トウモロコシの基礎情報☆
早播きは、低温による不発芽や苗立枯れ病などのリスクが高まります
推奨品種
ゴールドラッシュ86
播種時期
4月25日以降がおススメ
早蒔きの場合はパスライト等で被覆し保温する。
発芽適温
25~30℃ (発芽可能温度:10~40℃ 発芽積算温度:180℃)
生育適温
20~25℃

☆栽培環境☆
排水の悪い圃場では、畝を高くする
圃場の選定
湿害に弱いため、排水の良い圃場を選定する
風が吹き回るような圃場は避ける
風が通るように畝をたてる(南北)
☆施肥☆
吸肥力が強いので、元肥中心に肥料を行う
  資材名 施肥量(Kg/10aあたり)
堆肥 牛糞堆肥など 2,000
土壌改良剤 苦土石灰など 80
元肥 鶏糞 100
新グリーン400(14-10-10) 220
☆マルチ栽培~ 黒マルチ~☆

・元肥を入れ、畝を作ったら、マルチを張る → 播種の5日前には終わらせておく
(黒マルチは雑草を抑え、土壌水分を保つ働きがあります。)

☆播種方法☆

播種の覆土は2~3㎝程度が望ましい。


生育を揃えるには1穴2粒播き→2粒播種して1本仕立てにする。

草丈15~20cm程度になったら間引きを行う。

小さい苗・大きすぎる苗を間引き、全体の生育を揃える。 残す株の根を痛めないように必ずハサミで切る。
播種のポイント
☆種の発芽不良の原因☆
播種をしたのに芽がでないときは、これらをチェック
※播種は市販の種まき培土を使用しましょう。
  • 水の管理と覆土は適切ですか?
  • 種の寿命は過ぎていませんか?
  • 種が休眠していませんか?
  • 発芽環境は適切ですか?
☆管内優良生産者の播種手順☆
    培土は、すり切り均一
  1. セルトレイに培土をつめる
  2. 穴の深さを均一
  3. 別のセルトレイを上に重ねて押し込む
  4. 1穴1粒種を落としていく
  5. 培土は、すりきり均一
  6. 培土をかける
  7. 底面灌水する(表面まで水が上がってくるまで)
  8. 発芽後は、4日間程度日陰で管理した後、日向で管理。
  • セルトレイでの育苗は、1株あたりの培土量が少ないため乾燥には注意する。
  • セルトレイなどは直接地面に置かず、10㎝以上底を上げて通気性を確保する。
播種・定植の時期

管内優良生産者が昨年行った播種・定植カレンダーを掲載します。 栽培の目安にお役立て下さい。

作物名→播種日→出荷開始日
小松菜→3/20→4/24
京水菜→3/20→4/28
大根→3/25→5/28
トマト→3/29→7/15
ミニトマト→3/29→7/14
春菊→4/5→5/6
里芋→4/9→9/13
まくわうり→4/10→8/1
ほうれん草→4/10→5/11
二十日大根→4/10→5/11
作物名→播種日→出荷開始日
根深ねぎ→4/10→11/20
大根→4/13→6/14
きゅうり→4/14→6/18
インゲン→4/18→6/22
小松菜→4/20→5/28
二十日大根→4/28→6/1
ほうれん草→4/28→5/31
ごぼう→4/28→10/16
葉ねぎ→4/30→7/10
下仁田ねぎ→4/30→10/18

※上記の表は播種の目安となります。種子の購入の際には、JA購買へご相談下さい。

大根栽培のおススメ

管内において、3・4月播種で栽培される「春大根」の収穫時期となる6月は、 全国的に大根の出回りが少ない端境期となります。 そこで、春大根の栽培にチャレンジしてみませんか?
※種子の購入の際には、JA購買へご相談下さい。

サトイモの栽培
植え付け時期
4月9日頃(管内優良生産者)
発芽適温
15℃以上
生育適温
25~30℃
高温を好む作物ですが、乾燥には極めて弱く乾燥が激しいと収量・品質共に悪くなる。

1.~良質なサトイモづくりは種芋選びから~
無傷で病気になっていない。形の整ったもの
孫芋またはひ孫芋の中から60~80g位のものを選ぶ→ 小芋では大き過ぎる場合がある為、孫芋やひ孫芋から選びましょう。
2.元肥は控えめで、小芋肥大最盛期(8月中旬)には肥切れをさせない。
→元肥が多すぎると「木ぼけ」となり芋が肥大しなくなるので 注意しましょう。
3.~サトイモの弱点を把握しましょう~
連作に弱いため、4~5年は同じ場所で作付けしない。
乾燥に弱く、干ばつの年には不作で品質も悪くなることもあります。
→夏の乾燥に弱いので、水やりやマルチでの保水などの対策を行いましょう。
☆定植手順☆
  1. 深めに溝を切る(20㎝程度)
  2. 50㎝間隔で種芋を置く
  3. 種芋と種芋の間に施肥をする(下表)
  4. 覆土をかける
  5. 黒マルチをかける

時期 肥料名 施肥量
基肥 定植1週間前 完熟牛ふん堆肥 1kg/㎡
定植時 球状ようりん 約40g/㎡
園芸化成s550 約30g/㎡
キンチョーエイト 約20g/㎡
ジシアン有機s 約30g/㎡
追肥 9月初旬
マルチ撤去時
園芸化成s550 約60g/㎡
☆病害虫防除☆

サトイモは病害虫の害がほとんど問題になりませんが、 ハスモンヨトウの寄生が多いため、周囲の作物への被害が 出ないよう適時防除しましょう。 また、種イモの黒斑病対策もおススメします。 農薬の使用にあたっては、製品ラベルを熟読の上ご使用下さい。

病害虫 おススメ農薬 使用方法
ハスモンヨトウ アディオン乳剤 2000倍希釈で散布
黒斑病 ベンレートT水和剤20 20倍希釈で1分間種子浸漬
☆定植後の管理☆
  • 種イモの芽がマルチ下から突き上げてきたら、随時穴をあけて芽を出す。
  • 9月初旬にサトイモのマルチ取りと追肥を行いましょう。
  1. わき芽をとり1本仕立てにすること、でA品率が15%アップします(H27度試験結果
  2. マルチをはがし、茎の両脇に追肥をまき、土寄せをする。