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JA御殿場営農経済部
平成29年第10号 8月4日発行

営農だよりJA御殿場


白菜の育苗

白菜栽培のポイントは、播種と定植の適期を守ることです。 播種が早すぎると病害にかかりやすく、 遅すぎると結球しないことがありますので注意してください。 また、収穫時期に応じて、早生から晩生まで様々な品種があります。 年内に収穫するなら生理障害に強い中早生種、 年明け1月に収穫するなら食味がよくて作りやすい中生種など、 品種ごとの収穫時期や特徴を把握し栽培を行いましょう。

北駿地域白菜播種の目安:
80日白菜:8月15日頃
70日白菜:8月25日頃
60日白菜:9月5日頃
☆育苗方法☆
発芽適温
20~25℃
生育適温
20℃前後
結球適温
15~16℃
4℃以下では結球の進行は停止、23℃以上では軟腐病が多発する
☆播種手順(セルトレイ)☆
  1. セルトレイに培土を十分詰めた後、十分灌水を行う
  2. 3~5mmの深さに播種を行い、覆土を行った後に軽く灌水しましょう
  3. 出芽までは、直射日光の当たらない涼しい場所で管理しましょう
発芽後の管理
  • 灌水はできるだけ午前中(朝方)に行い、 日暮れの頃にはトレイがやや乾く程度に管理しましょう。
  • 育苗期後半(播種後10~14日)が過ぎたら、屋外で育苗し夜露や風に当てて外気に慣れさせましょう。
  • 夏場はトレイの土が乾きやすいので、 夏場には毎日潅水が必要です。特にトレイの縁は乾きやすいので注意が必要です。

セルトレイの大きさによって育苗日数は異なりますが、セルトレイでの育苗日数が長くなると、苗の根が巻きセルから抜き取りやすいですが、 初期生育の遅れや病害の原因となりますので注意が必要で す。
育苗目安
100~140穴トレイ22日程度
200穴トレイ18日程度
定植目安
本葉3~4枚
秋定植の準備をお早めに

昨年は秋口の長雨で、 稲刈りや冬野菜の定植に大きな影響を与えました。 そこで今年は、野菜の定植準備(畝たて・明渠(めいきょ))を早めに行い、 適期定植を心がけましょう。

☆排水溝を切って余計な水を流しましょう☆

圃場の中に低い場所があると、 そこに水が溜まりやすくべと病や疫病の発生源となります。
雨の後などに水の溜まり方を確認し、 圃場の傾斜や水の流れを考慮して溝を切り停滞水を防止しましょう。
※べと病や疫病は雨による水たまりや泥はねから感染します

☆秋に向けた土づくり☆

雑草や大きな石等を取り除き、 堆肥(1~2t/10a)と土壌診断の診断書を参考に改良資材を投入し、 丁寧に深耕しましょう。作業は適度な土壌水分時に行いましょう。

石灰資材(苦土石灰、石灰窒素など)やようりんと、 窒素分を含んだ化成肥料を一緒に施用すると アンモニアガスとなって逃げてしまうため、 土壌改良資材の施用から2週間ほど間隔をあけて、 化成肥料を施用しましょう。

作物を生育させるために肥料を施用する必要があります。 また、作物の種類によって収穫する箇所(葉・根・実)が異なるため、 作物への施肥は収穫物の収量、品質が最良となるように行わなければなりません。 このためには作物の生育に合わせ必要な時期に必要な量の養分が吸収できるように 施肥を行うことが大切です。

JA御殿場土壌診断のご案内

土壌診断の詳細
昨年度土壌診断のページ参照(einouv28_11.html)

アブラナ科野菜の根こぶ病対策
  • 連作を避けてイネ科などのアブラナ科以外の作物と輪作し土壌中の休眠胞子濃度を低くしましょう。
  • 圃場の排水をよくし、地下水位の高いところでは高畝栽培をしましょう。
  • 農薬による予防的防除
土壌pHが酸性の圃場では石灰資材を施用してpHを矯正しましょう。 → 根こぶ病でお困りの方は是非、土壌診断を行ってください!!!!!