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富士山の清流で育むごてんばこしひかりの里


トップへ戻る > 営農事業 > 営農だよりもくじに戻る > 2018営農だより水稲第8号

北駿産米改良推進協議会
JA御殿場営農課
平成30年第8号 6月20日発行
TEL:0550-84-4820

営農だよりJA御殿場

目標
  1. 「米ぬか入り肥料」の施用により、循環型農業の実践
  2. 粒張が良く、食味値80点以上の良食味米
~適正な水管理(深水・中干し)はできましたか?~
理想の稲姿
茎数を制限する
最終目標茎数18本(親茎1本、子茎3本、孫茎2本程度×3本植え=18本)
深水・中干しを徹底し、理想の稲姿に近づけましょう!!

6月前半は平均気温・日照時間共に平年より高く推移しました。 今年の梅雨入りは6月6日でしたが、 以降も降水量は平年より少なく、 向こう1カ月も雨や曇りの日が少ない予報です。

今後も平均気温・日照時間共に高くなる見込みですので 昨年同様水不足が懸念されます。 かけ流しなどはできるだけせずに、 地域の方々と水を共有し合えるように心がけましょう。

また後期除草剤を使用する際は水管理に気を付けましょう。 現在の生育状況は定点調査を実施した結果、 平均で葉齢9.8葉、出穂35~40日前となっており、 昨年より生育が進んでいるほ場が見うけられます。

深水・中干しの終了のタイミングは葉齢9.5~10葉です。 その後間断灌水を行いましょう。

また、今後の病害虫防除の対策として、 白葉枯れ病(裏面参照)の予防剤による早期防除に努めましょう!!

【御殿場の気象】アメダスデータ御殿場

平均気温(℃) 本年 平年
4月計 13.6 11.3 2.3
5月計 16.4 15.6 0.8
6月1~5日 19.3 17.6 1.7
6月6~10日 19.3 18.1 1.2
6月11~15日 19.3 18.6 0.7
6月前半計 19.3 18.1 1.2

日照時間(hr) 本年 平年 %
4月計 164.6 141.0 116.7
5月計 168.2 145.7 115.4
6月1~5日 48.5 23.1 210.0
6月6~10日 12.2 20.3 60.1
6月11~15日 10.6 17.0 62.4
6月前半計 71.3 60.4 118.0

降水量(mm) 本年 平年 %
4月計 343.5 220.5 155.8
5月計 340.5 254.3 133.9
6月1~5日 0.0 36.1 -
6月6~10日 61.0 39.1 156.0
6月11~15日 21.5 48.7 44.1
6月前半計 82.5 123.9 66.6

定点調査・生育状況

6月19日(火)現在

場所
田植日
標高
(m)
植付本数 茎数
茎数/
目標茎数
324本
対比(%)
草丈
(㎝)
葉齢 葉色
神山(町屋)
5/8
300 2.7 18.8 310 95.7% 42.6 10.3 5.2
吉久保
5/1
370 2.7 29.5 464 143.2% 46.5 10.5 5.0
大堰
5/12
400 2.5 16.2 287 88.6% 41.9 9.3 4.8
用沢
5/4
480 2.1 12.9 246 75.9% 46.0 9.7 4.7
仁杉 カントリー周辺
5/5
500 2.4 17.7 311 96.0% 35.6 9.7 5.0
中畑
5/5
550 2.7 12.4 236 72.8% 32.2 9.3 4.8
平均 - 2.5 17.9 309.0 95.4 40.8 9.8 4.9

6月5日(火)現在

場所 標高
(m)
植付本数
(本)
茎数
(本)
草丈
(㎝)
葉齢 田植
神山(町屋) 300 2.7 12.3 31 8.6 5/8
吉久保 370 2.7 19.4 31 9.1 5/1
大堰 400 2.5 7.9 27 7.2 5/12
用沢 480 2.1 7.1 28.0 7.6 5/4
仁杉 カントリー周辺 500 2.4 7.5 26 7.1 5/5
中畑 550 2.7 8.2 23 7.4 5/5
平均 - - 10.4 27.6 7.8 -

※茎数が取れ過ぎてしまったほ場ではしっかりと中干し行いましょう。
茎数が取れやすいほ場:植付け本数2~3本または株間を広げる
茎数が取れにくいほ場:植付け本数4~5本または株間を狭める

~葉齢から出穂期を予測しよう(13葉稲の場合)~
9葉:出穂40日前  10葉:出穂32日前  11葉:出穂24日前  12葉:出穂16日前

茎 数/㎡の算出 ~ ㎡当たりの茎数(穂数)が適正であるかが重要です。
例)株間10株の平均の長さ180㎝÷10=0.18m 畝間30㎝=0.3m 茎数14本
   1 ÷ 0.18 ÷ 0.3 × 14 = 259.3本/㎡

水管理

  • 深水・中干しによる水管理はできていますか?
  • 深水・中干しを行っていないほ場は茎数を数えてみて下さい。
  • 20本以上の分げつが出来ていたら、しっかりと中干し管理を行いましょう。
  • 中干しが完了したら間断灌水又は飽水管理を行い、根に酸素と水を供給しましょう。

中干し後の水管理
【方法1】間断灌水
  1. さっと流し、水をためない
  2. ヒビにならない程度(3~5日に1回入水)
【方法2】溝切り機により飽水管理
  1. 中干し後小ヒビが入る頃から溝切りを行う
  2. 溝を切ったところのみに水を入れる
溝切り機による溝作成方法
  • 溝きり機で外周と5~10条ごとの溝を切る
  • 中干し後小ヒビが入る頃から水を入れながら水を切ると、溝が崩れにくく作業しやすい
  • (雨が多い日や水はけが悪いほ場ではおおむね5日程度おいてから)
  • 入水口は溝とつなげるが、出口はつなげない(水をためるため)
  • ただし田面と同じ高さに堰板を合わせる

雑草・病害対策
  • ヒエやクログワイ等多年生雑草が残ってしまったら⇒クリンチャ―バスME液剤
  • 白葉枯れ病が発生するほ場⇒オリブライト1キロ粒剤、オリゼメート1キロ粒剤
薬剤1,000mlを70~100㍑に希釈し、 落水状態にして散布後晴天が続く日を選んで 散布しましょう。 ノビエ5葉期、収穫50日前まで。
薬剤 使用適期 使用量
10a当り
対象病害
オリゼメート
1キロ粒剤
7月上旬
出穂3~4週間日前
1kg いもち病・白葉枯病
オリブライト
1キロ粒剤
葉いもち初期
発生から10日以内
1kg いもち病・白葉枯病・紋枯れ病
  • 湛水状態(水深3~5㎝)で均一に散布してください。
峰の雪もち穂肥え施用
穂肥え適期
幼穂を確認してください
穂肥え回数 出穂前日数 幼穂長
1回目 25日前 1㎜
2回目 18日前 1㎝

標準的な穂肥施用時期及び施用量(参考)
肥料名 1回目 2回目 平均出穂期
マップ456 7/1
20kg/10a
7/8
15kg/10a
7/25
※標高によって施肥日が異なります