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富士山の清流で育むごてんばこしひかりの里


トップへ戻る > 営農事業 > 営農だよりもくじに戻る > 2018営農だより水稲第5号

北駿産米改良推進協議会
JA御殿場営農課
平成30年第5号 5月2日発行
TEL:0550-84-4820

営農だよりJA御殿場

目標
  1. 食味値80点以上の確立
  2. 「米ぬか」使用の土づくりによる食味向上、循環型農業の実践
~植え付け本数(3~4本)、
深さ(2㎝)で田植えが出来ましたか~

ほ場によって植付本数を変えましたか?

適正な茎数(穂数)を獲得することが食味向上のポイントです!!

今年の4月前半は、 平均気温・日照時間・降水量がともに多く推移しました。 後半も同様に、すべて平年を上回る気象となり苗の生育はおおむね良好のようです。

田植え時に伸びすぎてしまった苗は、 田植え後の水管理で根の活着を良くすることで対応することができます。 また苗が短い場合は植え傷みしないよう田植え機の速度を控えめにし、 ゆっくり浅植え(2cm以上の深植えをしない)で葉が水没しない水管理をお願いします。

5月は平均気温が高く降水量は少なく、 概ね天候には恵まれる予報となっております。 好天が続くと過繁茂の恐れがあります。 分げつが取れたら深水・中干しの時期を見極めましょう。

田植え後の水管理はこまめに行ってください。 良食味米生産のポイントである太く、 揃いの良い分げつを確保するため、水管理を徹底して下さい。 また藻類の多発生が予想されます。 初期生育の阻害となるため、早めの防除を行って下さい。 熱中症には気をつけて水分補給等を行い安全作業に心掛けましょう

【御殿場の気象】アメダスデータ御殿場

5月1日現在
平均気温(℃) 本年 平年
4月前半計 12.4 10.0 2.4
4月16~20日 12.7 11.7 1.0
4月21~25日 15.7 12.6 3.1
4月26~30日 15.9 13.4 2.5
4月後半計 14.8 12.6 2.2
4月計 13.6 11.3 2.3

日照時間(hr) 本年 平年 %
4月前半計 100.1 78.3 127.8
4月16~20日 26.5 25.1 105.6
4月21~25日 25.0 26.5 94.3
4月26~30日 40.5 27.8 145.7
4月後半計 64.6 62.7 103.0
4月計 164.6 141.0 116.7

降水量(mm) 本年 平年 %
4月前半計 208.5 134.5 155.0
4月16~20日 33.5 42.2 79.4
4月21~25日 131.5 37.1 354.4
4月26~30日 0 33.7 0
4月後半計 135.0 86.0 157.0
4月計 343.5 220.5 155.8

補植苗は必ず撤去しましょう!!
補植苗は「いもち病」の発生原因となります。
補植後は速やかに撤去をお願い致します。
【水管理】

田植直後は深水にして苗を寒さや風害から守る
稚苗の活着限界温度は12℃です。 活着(新根が発生し水や養分を十分に吸収できる状態)には気温より水温が大きく影響します。 深水にして苗を保温し保護してあげましょう。

活着後(田植後5~7日)、浅水管理で「分げつ」を促す
2~3㎝の浅水管理(2~3㎝の水深が最も水温を上昇させる) により良質な分げつを促進させましょう。 しかし高温多照になると過剰分げつとなる恐れがあります。 その場合は中干しを早める・深水管理を行うなどして分げつの過剰発生を抑えましょう。

夕方・夜に入水し、朝止めることで水温確保に努める
夜、用水の温度が水田の水の温度を上回ります。 そのため夜間に水を入れて朝の仕事前に水を止めることで水温を保つことができます。 日中のかけ流しは行わないようにしましょう。

アオミドロ等藻類の発生は生育抑制となるので注意する
大量に発生すると生育初期の稲に絡みついて生育抑制の原因となったり、 水温上昇の妨げとなります。除草剤使用、 もしくは落水するなどの対応を行いましょう。

除草剤散布後7日程度は落水しない。 また中後期剤を使用する場合はガス抜き後に使用しましょう
有害ガスの発生が多い場合は1~2日落水する
水田に足を踏み込んだ時気泡の発生が多い場合は、水の更新や落水するなどしてガス抜きをしましょう。田植え後20日頃から発生が見られます。必要に応じてガス抜きを行い、土壌への酸素供給や有害物質の除去を図り健全に保ちましょう。
【藻類の対策】

~生育初期に藻類が発生すると、分げつの確保を妨げるため早期防除を心がけましょう !!~

対策~モゲトン粒剤を散布。2~3㎏/10a(エコ栽培米圃場は散布不可)
※モゲトンは晴天の暑い日に撒くと効果的です。

ほ場全体ではなく、 藻類の上にピンポイントで薬剤を使用する部分使いでも大丈夫です
発生の少ない圃場
~ ペースト使用の田・サラブレッドKAI・トップガンGTを使用した田
(表層剥離に効果のある除草剤)
発生の多い圃場
~ 表層施肥、入水頻度の多い漏水田
【除草剤】

~水管理と散布時期が重要 !!~ 除草剤の上手な効かせ方

  • 散布後田面を露出させないように管理し、出来るだけ足跡で処理層を壊さない ようにする。
  • 除草剤の処理層ができるには3日程度かかる。 除草剤散布後3日間は湛水状態を保ち、散布後7日間は落水・かけ流しをしない。
  • 散布時期は、それぞれの除草剤の使用適期に使用する。遅すぎると除草剤の効か ない葉齢となってしまう。(ほ場周りの雑草で葉齢を判断していると、ほ場の中央では 葉齢が進んでいることがあるので気をつける)
  • 多年草雑草(クログワイ・オモダカ等)が多い圃場はレブラスを使用した 体系処理をし、それでも雑草が残る場合は後期除草剤で対応する。 (アトトリ・バサグラン等)を施用し、3年程度かけて徐々に少なくする。
北駿地区ではゆっくりと気温が上がる為、 雑草もゆっくりだらだらと顔を出します。 2回に分けて除草剤を使いましょう
草の多い圃場
(田植え直後~5日) ショキニーフロアブル
又は
(田植え直後~5日)マーシェット1㌔粒剤
(田植え後15~20日後)サラブレッドKAI 1㌔粒剤
又は
(田植え後14~25日後)レブラス1㌔粒剤

草の少ない圃場
(田植え直後~5日) ショキニーフロアブル
又は
(田植え直後~5日)マーシェット1㌔粒剤
(田植え後20~25日後) ザーベックスDX 1㌔粒剤
それでも雑草が残ってしまったら
  • ヒエだけが残った場合 ⇒ クリンチャ―1㌔粒剤(ヒエ4~5葉期まで)
  • ヒエと多種類の雑草が残った場合 ⇒ クリンチャ―バスME液剤(ヒエ5葉期)
  • 多年生雑草が多く残った場合 ⇒ バサグラン粒剤
≪重要≫『田植え時の葉齢』

稚苗: 2.3葉 中苗:3.5葉
が移植時の基本的な葉齢となっています。 しかし今年は寒暖差の大きい気候だったため、 徒長苗と丈の短い苗が両極端にみられました。 けれどある程度なら心配することはありません。 徒長苗は根がしっかりと活着するよう田植え後に深水管理をし、 丈が短い場合はゆっくり浅植えして葉が水に浸からないよう気をつけましょう

田植えをするときに、 植える苗が何葉(何枚)になっているか数えてみましょう!!
春の農作業安全月間
  • 農作業機械は安全運転で! トラクターやコンバインを運転する時は、 カーブや道幅に注意しましょう
  • 周囲に注意!草刈り機は油断大敵 防護服を徹底し、傾斜地では小段を 設置しましょう
  • 見回り危険!大雨は要注意 大雨や強風の中の田んぼの見回りは とても危険です。なるべく控えましょう
  • 不安定!脚立はしっかり固定して 無理な使い方をせず、開脚防止チェーン をしっかりかけ、天板に乗らないように しましょう
  • しっかり休んで!熱中症予防 こまめな休憩と水分補給を心がけて、 熱中症に注意しましょう