JA御殿場ロゴ

富士山の清流で育むごてんばこしひかりの里


トップへ戻る > 営農事業 > 営農だよりもくじに戻る > 2018営農だより水稲第4号

北駿産米改良推進協議会
JA御殿場営農課
平成30年第4号 4月20日発行
TEL:0550-84-4820

営農だよりJA御殿場

目標
  1. 「米ぬか入り肥料」の施用により、循環型農業の実践
  2. 粒張が良く、食味値80点以上の良食味米
JAのお勧め施肥
『基肥+米の精肥料7号』
で省力(穂肥なし)・食味向上を目指そう!!

本年の4月前半は、平均気温・日照時間・降水量がともに多く推移しました。 ただし1日の気温差が大きいため苗が焼けてしまったり、 ムレてカビが発生してしまった農家が発生しています。

4月後半は日照時間・降水量は平年並みですが、 平均気温が高くなることが予想されます。 朝雨が降っているとハウスを閉めたくなりがちですが、 突然の晴天でハウス内の気温が高くなり、 苗を焼いてしまう農家が毎年発生します。
育苗後半では苗を外気に慣らすことが必要です。 外出する際に天気予報を確認しながら 原則ハウスを開けてから出かけましょう。

良食味米にとって最も重要なのが、育苗と田植えです。
苗の性質はその後の稲姿に大きく影響し、 田植えは1年の稲作りの大半を決定します。

苗の生育を見極めて、田植えの時期を決定し、
①適正な植付本数
②株間
③浅植え
等のポイントを再度確認して食味向上を目指しましょう!!

<3か月予報>気温は高く降水量は平年並みの予報です(気象庁より)(昨年同様)。 そのため生育前半の茎数が多くなることが予想されます。 過繁茂は秋の天候が悪いとくず米増加・ 食味低下の原因となりますので基肥を減らすなどの対策を行いましょう。

【御殿場の気象】アメダスデータ御殿場

平均気温(℃) 本年 平年
4月1~5日 13.6 9.0 4.6
4月6~10日 10.3 10.1 0.2
4月11~15日 13.3 10.9 2.4
4月前半計 12.4 10.0 2.4

日照時間(hr) 本年 平年 %
4月1~5日 36.7 25.9 141.7
4月6~10日 42.0 26.6 157.9
4月11~15日 21.4 25.8 82.9
4月前半計 100.1 78.3 127.8

降水量(mm) 本年 平年 %
4月1~5日 2.0 45.7 4.4
4月6~10日 93.0 44.6 208.5
4月11~15日 113.5 44.2 256.8
4月前半計 208.5 134.5 155.0

【育苗管理】

→温度差を小さくする。
温度差が大きくなると苗にストレスを与え、 ムレ苗や苗立枯病発生の原因となります。 夜間の温度確保は当然ですが、 昼間を高温にしない温度管理が重要です。
JAの勧める施肥体系 ~地力でお米を作ろう!!~
『基肥+米の精肥料7号』省力・食味向上施肥
基肥 穂肥
分げつのとれにくいほ場
こしひかり専用055(30kg)+米の精肥料7号(60kg)
穂肥はいらない
分げつのとりやすいほ場
こしひかり専用820(37kg)+米の精肥料7号(60kg)
ペースト肥料対応田植え機
ネオ・ペースト1号(25kg)+米の精肥料7号(60kg)
  • 石灰窒素10㎏を散布したほ場は堆肥1tと 同等の地力増強が期待できます。
  • 昨年茎数が多く、 くず米が増加してしまったほ場では、 基肥を窒素0.5㎏/10a程度減らしましょう。
  • 穂数不足(20本以下)だったほ場では減肥不要です。
  • 7月上旬にほ場の様子を確認していただき、 葉色が褪め過ぎたらJAへご相談ください。 窒素1㎏程度穂肥をお願いする場合がございます。

【散布方法】

代かきの前に米の精肥料7号(60㎏/10a)を散布して下さい。
(散布後ほ場に入水することで、カラスが拾えない状態にします。)

【代かき】~代かきのしすぎに注意し、均平に仕上げましょう~

土の練りすぎ土の中が酸素不足苗の活着・根の伸長不良

  1. 代かきは、なるべく田植え1~3日前に行う。
  2. の表層は5~6センチ細かく、その下は荒い土が理想です。
  3. 代かきを上手に行って土の戻りの良い均平の取れた田んぼは、 除草剤を上手く効かせるポイントとなります。
上手な田植え~薄播き、浅植えをしましょう!!~
過繁茂稲は茎が細く、くず米が多くなる(倒伏しやすい)
また定員オーバーで穂肥が必要となる

以下の2つを励行し、食味値80点以上を目指しましょう!!

  1. 3~4本植えにする。
    • 標高の低いほ場 分げつの取れやすいほ場
      3~3.5本植え(稚苗:18箱(150g播き)、中苗:21箱(110g播き))
    • 標高の高いほ場 分げつの取りずらいほ場
      3.5~4本植え(稚苗:20箱(150g)、中苗:23箱(110g播き))
  2. 2cmの浅植えをする。(浮き苗が出ない程度の浅植えにする)
    • 田植え機セットは、浅植の方から1又は2番目の設定で調整する(3cm以上にしない)

【田植え後の水管理】
☆稚苗の活着限界温度は、12℃です。水管理で苗の活着を促しましょう。
  1. 田植え後5~7日間はやや深水とする。寒い日、夜間冷える日、 寒風が吹く時にも深水にして水の保温力で苗を保護する。
  2. 活着後は浅水(2~3㎝)として、水温の上昇を図り分げつの発生を促す。
    2~3cmの水深が最も水温・地温があがる。
夕方の入水や早朝の入水とし、
除草剤効果を落とさない為にも日中のかけ流しは絶対に行わない!!

『イネミズゾウムシ・イネドロオイムシの防除』
~生育初期の被害は、イネの生育を遅らせる為、必ず防除する~

毎年成虫被害のある圃場では、 フェルテラ箱粒剤(残効が長い)を使用しましょう。
フェルテラを処理した苗は、 他剤に比べてわずかな食害で害虫の摂食を速やかに停止させ、 食害の増加を抑えます。
(パダンSGを使用するほ場では施用できません)
うまく効かせるコツ ⇒移植3日前~前日に処理すると、 薬剤が培土の上に落ち着きやすくなり、 効果が安定します。


『葉齢の測定』

稲の年齢(葉齢)を知ることで適切な管理ができる

葉齢を測定することで、生育ステージを把握することができます。 およそ6~10日に1枚ずつ葉が展開されます。
☆葉齢のステージについては順次営農だよりにてお伝えしていきます。

田植え後(稚苗)3.5葉期位になると 1葉は枯れ、消失し始めるので必ず印をつけましょう。

育苗センター・農機センター・あぐりーんの農繁期営業について

育苗センター
5月23日(水)まで(土・日・祭日)営業
AM8:00~PM5:00
TEL:89-7151
農機センター
5月13日(日)まで(土・日・祭日)営業
AM8:30~PM5:30
TEL:83-9043
あぐりーん
4月~10月まで(土・日・祭日)営業
AM8:00~PM5:00
TEL:84-4895