営農だより2018年水稲第2号|JA御殿場
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富士山の清流で育むごてんばこしひかりの里


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北駿産米改良推進協議会
JA御殿場営農課
平成30年第2号 3月20日発行
TEL:0550-84-4820

営農だよりJA御殿場

目標
  1. 「米ぬか」使用の土づくりによる食味向上、循環型農業の実践
  2. 食味値80点以上、整粒85%以上の良食味米
今年も育苗が始まります。
薄播きにより、丈夫な苗を育てましょう!!

~まず始めに、使用資材の消毒を行いましょう!~

前年使用した、浸種用の桶や育苗箱等には雑菌が残っている可能性があります。
資材は洗浄し、必ず「ケミクロンG」で消毒してください!

育苗箱瞬間浸漬の場合⇒ケミクロンG1,000倍(水100リットルに対してケミクロンG100g
ジョウロで散布の場合⇒ケミクロンG500倍(水100リットルに対してケミクロンG200g


【種子消毒(未消毒種子の場合)】
袋詰め
種子籾は、網袋の7分目まで入れ、 全ての種子籾が薬液に浸るようにする。 窮屈だと催芽の際も、内部が酸素不足になるなど等ムラの原因となる。
薬液浸漬
種子籾10㎏では、水20Lに対し…
モミガードC水和剤100g(200倍)、 スミチオン乳剤20㏄(1,000倍)を 混ぜて、24時間停滞水で浸漬
【浸種(消毒済み種子の場合)】

浸種日数の目安(積算温度で100℃)
積算温度100℃日平均水温(10~15℃)×日数(10日以上)

(JA消毒薬付種子~最初の3日間は水を交換しない。 浸種中に籾が吸水する事で、消毒されます。 その後は、酸素不足にならないように2~3日置きに水を交換する。)

浸種直後~24時間の低水温(10℃以下)で発芽率が低下します。
浸種直後~24時間の水温を適水温(13℃)に保てば、その後を低水温(10℃以下)になっても発芽率はあまり低下しない。
以上のことより
浸種直後~24時間を10~15℃の適水温に保つ

【芽出し(催芽)】
  • ハトムネ催芽器で催芽する場合
    • 水10lに対し
      カスミン液剤(細菌病予防)10ml
      クリカ―消泡剤1.5ml
      消毒液をハトムネ催芽器に入れ、 水温25℃×1.5日間循環させ芽出し(芽の出方で調整する)
  • 風呂、その他で芽出しをする場合
    • 30℃で芽出しをする。ハトムネ状態に仕上げる。
  育苗期間
(播種~田植)
播種量(箱当たり) 必要箱数
乾籾 催芽籾
稚苗 田植え前
20~25日
115g 150g 18箱/10a
(3~4本植え)
中苗 田植え前
30~35日
85g 110g 21~23箱/10a
(3~4本植え)
【播種量】
播種量が多くては、健苗に育ちません!!
○稚苗なら催芽籾で150g/箱で播種
○中苗なら催芽籾で110g/箱で播種

中苗のポイント!!
少ない播種量で1本1本が太い充実した健苗
中苗は品質向上技術として有効です。 ただし、3.5葉までの管理(35日前後)が必要です。
→太茎となり穂になる率が高い。穂ぞろいが良くなる。初期の段階で藻類に負けない。
→登熟が良い
  • 培土使用量~使用量を間違えると、苗の生育に影響するので注意
    • 「合成培土3号」床土1.8㎏ 覆土1.1㎏    7.0枚/袋
    • 「宇部培土」床土2.5㎏ 覆土1㎏    5.7枚/袋
【灌水】

十分に灌水する。(灌水量は、使用する培土によって異なる)
目安~床土を握って指の間から水がにじみ出る程度 (一般的には、1L程度/箱)

覆土後の灌水は、 酸素欠乏を引き起こし、 発芽障害の原因となるので絶対にしない!!
【かびによる立枯病予防剤の散布】

播種時に下記3薬から1つを選択し使用する (購入培土の場合も必ず使用)

  • ダコレート水和剤… 1袋100g/60L 600倍→60箱分 1箱1,000ml灌水
    (リゾープス菌・トリコデルマ菌・フザリウム菌)
  • ダコニール1000… 1本250ml/250L 1,000倍→250箱分 1箱1,000ml灌水(リゾープス菌)
  • タチガレエースM液剤… 1本100ml/100L 1,000倍→100箱分 1箱1,000ml灌水 (ピシウム菌・フザリウム菌)
【出芽】
  1. 温度設定30℃を目途に出芽させる。(30℃以上では、細菌病発生の危険性が高まる。)
  2. “うど芽”が1cm(籾から1cm)になったらハウスに拡げ、4~5日「ラブシート」を掛け緑化させる。
この時点で、うど芽を伸ばしすぎると、 せっかく薄播きしても、良い苗はできません!!