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北駿産米改良推進協議会
JA御殿場営農課
平成29年第9号 7月20日発行

営農だよりJA御殿場

目標

  1. 「米ぬか入り肥料」の施用により、循環型農業の実践
  2. 粒張が良く、食味値80点以上の良食味米
~出穂期になります。病害虫防除を徹底し、 品質を落とさないようにしましょう!!~

本年の7月前半の平均気温・日照時間は平年を大幅に上回ったが、 降水量においては昨年同様平年よりも大幅に少なく推移しました。 (梅雨明け7月19日)

今年は4月からの月ごとの平均気温が平年を上回り、 また日照時間も多く推移した為、 本年度の出(しゅっ)穂期(すいき)は平年より1週間程度早いと予測されます。

例年通りの管理ではなく、 稲体を見ながら時期に合った的確な管理を行っていきましょう。

稲こうじ病(出穂14~10日前)の対策は万全ですか? 今後の重要な管理として、品質を落とさない為の病害虫防除があります。
特にカメムシ防除をしっかり行いましょう!

まずは、畦畔の草刈りを出穂10日前までに終わらせ、 収穫2週間前まで草刈りを行わないようにして下さい。 その上で、薬剤防除を徹底しましょう。

穂ばらみ期(出穂の10~7日前)から出穂期にかけて 稲体の水分蒸散量と酸素消費量は最大となります。
これらが不足すると養分の吸収も抑えられてしまいます。
昨年の収穫難を思い出すとほ場を乾かしたくなりますが、 この時期は土壌水分が不足しないよう、 また酸素供給も兼ねて適切な間断灌水の徹底により、 稲体を最後まで健全に保ち、 登熟を向上させ粒厚の充実した粒づくりにより良食味米の収穫を目指しましょう!!

【御殿場の気象】アメダスデータ御殿場

平均気温(℃) 本年 平年
4月計 11.4 11.3 0.1
5月計 16.7 15.6 1.1
6月計 18.8 18.9 ▲0.1
7月1~5日 23.2 20.9 2.3
7月6~10日 23.8 21.6 2.2
7月11~15日 24.2 22.1 2.1
7月前半計 23.7 21.5 2.2

日照時間(hr) 本年 平年 %
4月計 164.8 157.7 104.5
5月計 195.0 145.7 133.8
6月計 143.1 99.8 143.4
7月1~5日 14.6 14.7 99.3
7月6~10日 41.4 15.5 267.1
7月11~15日 32.5 16.1 201.9
7月前半計 88.5 46.3 191.1

降水量(mm) 本年 平年 %
4月計 291.5 247.5 117.8
5月計 112.5 254.3 44.2
6月計 188.0 318.5 59.0
7月1~5日 30.5 59.7 51.1
7月6~10日 0 57.0 0.0
7月11~15日 17.5 53.2 27.7
7月前半計 48.0 169.9 28.3

管内水稲生育状況

7月18日(火)現在

場所 標高
(m)
茎数
(本)
茎数
目標茎数
324本
対比(%)
草丈
(㎝)
葉齢 葉色 田植
出穂期
予想
神山(町屋) 300 16.5 305 94.1 76.0 12.4 3.5 5/11 7/23
吉久保 370 17.9 335 103.4 74.4 12.0 3.2 5/1 7/26
大堰 400 23.8 374 115.4 73.0 13.0 3.8 5/14 7/30
用沢 480 23.2 406 125.3 73.6 13.4 3.6 5/12 7/30
仁杉 カントリー周辺 500 18.4 320 98.8 70.4 12.9 3.4 5/4 8/1
中畑 550 19.4 372 114.8 72.1 12.0 3.9 5/5 8/2
平均 - 19.9 352 - 73.3 12.6 3.6 - -

生育巡回の結果から…コシヒカリの出穂は平年に 比べ1週間程度早い(昨年と同程度)

7月4日から7月14日までの10日間で、JA御殿場管内ほ場、 部農会単位による穂肥診断を管内212箇所のほ場で行いました。 結果は下記の通りです。


【コシヒカリ出穂期予測】(穂肥巡回調査結果より)
支店 地区 本年予想
出穂期
H28
出穂期
富士岡 全地区 7/30 7/27
原里 全地区 8/4 7/31
印野 全地区 8/2 8/3
玉穂 川柳 8/4 8/4
川柳以外 8/1 8/5
御殿場 東山 8/1 7/30
高根 上小林 8/1 8/3
清後・大堰 8/1 8/1
足柄 全地区 7/31 7/25
小山 全地区 8/1 7/26
北郷 下古城 7/30 7/30
吉久保 7/29 8/4
大胡田 7/31 7/31
用沢 7/31 7/30
棚頭 8/1 7/30
上野 7/31 7/29
大御神 8/6 8/4
一色 8/1 8/2
※上記の出穂予想日は、平均値でありほ場により異なります。

JA推奨肥料体系「基肥+米の精肥料7号(60kg)」の状況

上記の体系でも概ね順調に推移しています。 分げつの多いほ場や地力の弱いほ場では窒素1㌔程度の穂肥をお願いしましたが、 来年度は今秋の石灰窒素施用による地力増強によって対応していきます。

重要
カメムシ防除を行いましょう
カメムシが多発するほ場は、穂がほ場全体で80%~90%出た時期(穂揃期) とそれから2週間後の2回薬剤を散布を行う と効果が高いので必ず行うようにして下さい。


  • トレボン粉剤は、ほ場全体・畦畔・農道等カメムシの生息している場所にくまなく散布。
  • スタークル1kgH粒剤の散布のポイント
    • 浅水(田面が露出しない程度)で散布する。深水や乾燥は避ける。
    • 田全体に均一に散布する。畦畔周りだけでなく田中央部までしっかり散布。出穂後7~10日後が散布適期。
薬剤 使用時期 使用料(10a)
トレボン粉剤DL 穂揃期と乳熟期の2回 3kg
スタークル1kgH粒剤 穂揃期以降(出穂7~10日) 1kg
☆昨年、峰の雪もちでカメムシの被害による等級落ちが目立ちました。
峰の雪もちはコシヒカリよりも早く出穂しますので、防除の時期を見極めましょう。
また昨年被害のあったほ場ではカメムシ発生の条件が揃っているといえます。
必ずカメムシ防除を徹底しましょう!!
適正な水管理により高温障害を防ぎましょう!!

今年も猛暑になる予報です。 高温に起因した登熟障害(乳白粒・背白粒・腹白粒)に注意してください。
一昨年の8月前半の平均気温は26.1℃と平年を上回り、乳白米が多発しました。 今年もさらに高温が予想されています。夜間の水管理によって高温障害を防ぎましょう。

  • 乳白米等は出穂後20日間の高温で発生(平均気温26~27℃以上、最低気温23.5℃を超える)
  • 特に夜間の気温が高いと多発 (日中に作成したデンプンを呼吸によって消費して粒への転流が減少したり、 登熟期の胚乳細胞の分裂が盛んになります)
夜間に入水することで土壌の温度を下げる
  1. 夜間の水のかけ流し(走り水)により、ほ場温度を下げる (昼間のかけ流しは不要)
  2. 間断灌水の徹底。稲の根に酸素を与え、登熟を向上させる。 日中の高温時には特に水を溜めないようにしましょう
  3. 落水時期を遅くする
  • 乳白米等が多発すると等級低下の原因となったり、食味低下にも繋がる
女性のための草刈り機講習会のお知らせ

草刈り作業を行う女性を対象とした基礎講習会です

  • 安全作業の実技
  • 基礎メンテナンスについて
  • 作業時の服装及び保護具について
  • 今さらきけないあんなことこんなこと農機センター職員がすべて教えます!!

【詳細】

日時
平成29年8月8日(火)
午前8時~10時(小雨決行)
場所
JA御殿場カントリーエレベーター
御殿場市仁杉471-2
対象者
刈払機経験者・女性限定(20名)
持ち物
普段使用している草刈り機・保護具
服装
作業に適した服装
受講料
無料
申込方法
JA御殿場営農経済部組織課
TEL84-4836へ電話にて申込(先着20名様)
平日8:30~17:30までにお願いします。

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