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富士山の清流で育むごてんばこしひかりの里


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北駿産米改良推進協議会
JA御殿場営農課
平成29年第11号 8月18日発行

営農だよりJA御殿場

目標

  1. 「米ぬか入り肥料」の施用により、循環型農業の実践
  2. 粒張が良く、食味値80点以上の良食味米
~最後の総仕上げは水管理 気を抜かないように!!~

水管理は、こまめに行っていますか?
8月上旬に入ってから天候不順、気温の低下が見られます。 これまでは気温・日照時間ともに平年を大きく上回り、 生育も平年に比べて1週間以上進んでいましたが、 この天気で生育が緩やかになっています。

向こう1ヶ月は平均気温は高くなる予報ですが、 降水量も増えると推測されています。 ここにきて不安定な天候となっています。 天気予報を確認しながら水管理を徹底し、 しっかりと刈り取り時期を見極めましょう。

特に標高が低い所では適期に刈り取りをしないと お米の品質を落とすばかりでなく、等級下落も懸念されます。

今後の水管理、適期刈り取り、 乾燥調整(仕上水分14.5~15.0%)は、 お米の食味・品質に直接影響を与えてしまうことから、 充分に注意を払い、高品質・良食味米の生産に努めましょう!!

【御殿場の気象】アメダスデータ御殿場

平均気温(℃) 本年 平年
4月計 11.4 11.3 0.1
5月計 16.7 15.6 1.1
6月計 18.8 18.9 ▲0.1
7月計 24.1 22.3 1.8
8月1~5日 23.2 23.9 ▲0.7
8月6~10日 25.6 23.9 1.7
8月11~15日 22.6 23.9 ▲1.3
8月前半計 23.8 23.9 ▲0.1

日照時間(hr) 本年 平年 %
4月計 164.8 157.7 104.5
5月計 195.0 145.7 133.8
6月計 143.1 99.8 143.4
7月計 154.0 115.0 133.9
8月1~5日 14.2 24.9 56.2
8月6~10日 27.8 25.0 111.2
8月11~15日 3.0 25.2 11.9
8月前半計 45.0 75.1 59.9

降水量(mm) 本年 平年 %
4月計 291.5 247.5 117.8
5月計 112.5 254.3 44.2
6月計 188.0 318.5 59.0
7月計 79.5 308.7 25.8
8月1~5日 40.0 43.9 91.1
8月6~10日 132.0 47.0 280.8
8月11~15日 87.5 51.8 168.9
8月前半計 259.5 142.7 181.8

管内水稲生育状況

8月9日(水)現在

場所 標高
(m)
茎数
(本)
茎数
目標茎数
324本
対比(%)
草丈
(㎝)
葉色 田植
出穂期
予想
収穫
予想
積算温度による
神山(町屋) 300 16.0 296 91.4 100.9 4.1 5/11 7/23 9/3
吉久保 370 18.6 320 98.8 98.3 4.1 5/1 7/25 9/4
大堰 400 24.4 329 101.5 97.6 3.9 5/14 7/27 9/6
用沢 480 18.0 374 115.4 97.6 3.4 5/12 7/30 9/9
仁杉 カントリー周辺 500 17.9 266 82.1 94.9 3.9 5/4 7/31 9/10
中畑 550 13.6 358 110.5 98.1 4.1 5/5 8/2 9/13
平均 - 18.1 323.8 - 97.9 3.9 - - -

水管理

飽水管理を徹底し、出穂期から20日以降に落水を実施しましょう!!
今年も昨年と同様、雨の日が多く日照時間が短いと予想されています。
またほ場に長く水を入れておくと、 土壌中の窒素を再度稲体が吸って食味値が下がる恐れがあります。 本年に限り出穂期から20日経ったら コンバインが入れる程度に少しずつほ場を乾かしましょう。
(同割れ防止の為ほ場が乾きすぎてしまう場合は走り水を行ってください。)
※間断灌水の最中雨が降ると水を止めがちですが、 用水には食味を上げるためのミネラルが豊富に含まれています。 降雨時でも用水の水を入れるようにしましょう。

畦畔除草

斑点米カメムシの被害削減の為、 収穫する2週間前を過ぎてからの草刈りを啓蒙しています。

畦畔除草時に大きな草を水路に落とすケースや抜き取ったヒエを水路付近に置き下流の人が迷惑するケースが見うけられます。 他の人の事も考え、計画的な畦畔除草を行いましょう!!

☆食味にとって適期刈り取りは大変重要な要素です。

遅刈り
胴割米、茶米が多くなり、玄米の光沢が失われ、 品質・食味とも低下します。 (胴割米は、炊飯中のデンプンの溶出が多くなり食味低下)
早刈り
青米や充実の悪い未熟粒が多くなり、 タンパク含量が高くなり食味が低下する。 (青米は、良質粒に比べタンパクを多く含む)

下記判定版を参考にして下さい。


赤点線内の籾(上・中位1次枝梗籾)は黄化しているが
青点線内の2次枝梗籾はまだ緑色



青点線内の2次枝梗籾が黄化したとき

※調査のポイント

  1. 出穂期からの積算温度により、いつ頃が刈取り適期かを確認する
  2. ほ場の生育が平均的な株の中位の穂で調べる
  3. ほ場の5か所以上で調べる

「農機センター」・「あぐりーん」の農繁期営業について


農機センタ-
9月2日(土)~10月9日(月)土・日・祝日営業
AM8:30~PM5:30
あぐりーん
9月~10月土・日・祝日営業
AM8:30~PM5:00

JA御殿場ライスセンター稼働(もち米・うるち米)について

受付期間及び受付時間

もち米
8月26日(土)より9月14日(木)まで
うるち米
9月16日(土)より9月24日(日)まで
受付時間
午前10時より午後5時まで

JA御殿場ライスセンターTEL:0550-88-3181

JA御殿場カントリーエレベーター稼動について

受付期間及び受付時間

受付期間
9月1日(金)~ 9月30日(土)まで
受付時間
午前10時より午後5時まで

JA御殿場カントリーエレベーターTEL:0550-88-0900

ふれあい市フレッシュで販売予定のお米は、 必ず検査を受けるようにしてください

秋の石灰窒素施用について(10㎏/10a)
石灰窒素導入の効果
  1. 秋の石灰窒素施用によりわらの分解を促進させる
    わらを分解させるのでメタンガスの発生を抑えることができる
  2. 窒素が0.5%(石灰窒素10㎏/10a施用時)ほど 入るので後半の肥料切れが解消される
  3. 穂肥えの施用が不要、省力化
  4. 長年施用することで地力の増強が期待でき、 いずれ基肥の減肥が見込める
現在のごてんばこしひかりの評価・・・「おいしいけれど粒が小さい」
米の精肥料7号だけでは肥料不足となるほ場があった。
 原因・分げつ過剰・地力の弱いほ場
登熟後半の肥料切れにより粒厚のある米が出来ない

石灰窒素導入により地力増強を目指し、後半に肥効が残るようにする

粒厚の良いお米・収量アップが望める
【使用方法】

秋の刈取り後、石灰窒素10㎏/10aを稲わらと一緒に浅くすき込む
⇒稲わらの腐熟が促進され、堆肥1tと同等の地力増強が見込める
※地力のあるほ場で初期分けつが取れるほ場は基肥窒素を0.5㎏/10a減らす。


【注文について】

◎石灰窒素の注文につきましては、 部農会回覧にて回覧させていただいています。
詳しい使用方法等は次回の営農だよりにてご説明させて頂きます。


おいしいをつくりましょJA御殿場